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としまとしお
2021年8月27日 20:47
恋を学問する。もっと正確に言えば、恋の経験は学問の対象に値する。そう確信した時に、江戸時代の日本の学問は世界史に類を見ないユニークで面白いものになった、という話をこれからします。源氏物語を論じた本居宣長の作品「紫文要領」(1763年)を主な題材としますが、江戸時代に猛烈な勢いで次々と現れた学問と学者たちについても、触れる機会が多いかもしれません。すべて関わり合っているからです。さて