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福島県視察へ

2023.9,14-9,17 福島県視察へ

今年は、本業の傍らで東京宝島アクセラレーションプロジェクト『利島体験型観光探究チーム』の代表として活動しています。

その活動の一環で、メンバーで福島県へ視察に行ってきました。
視察目的は、からむしの調査と体験事業、各種支援政策についての勉強することでした。

視察結果として、とても有意義なものとなりました。具体的には、利島野からむしとの違いが明確化したとともに、利島のからむし織の発展に寄与できるような刺激をもらいました。

道の駅で実施している「からむし織体験ブース」

また利島の基盤産業でもある椿産業に参考になる制度が『織姫、彦星制度』です。この制度は、県外の方を1年間就労できる機会を与え、からむし産業の従事者として体験を行うという制度でした。この制度には、村側や村民側、農家側など様々な意見を取材しましたが、新しい農家にいきなり産業の成り手になるのではなく、村や地域団体等が支援し、就労体験を短期間であるものの行う機会はとても素晴らしいと感じました。

カスミソウで作った額縁

そのほかにも昭和村には、からむし織りという基盤産業がありながらも新しい産業である『カスミソウ』が若者の生活基盤を支え、村の若返り化に役立っているということです。国内のカスミソウをリードする存在までに拡大しており、Iターン者の移住が多いそうです。基盤産業を残しつつ、地域を支える事業を作っていく挑戦を公共団体が行うのではなく、地域住民が事業をおこして、それをサポートしていく形がとても刺激になりました。

今回福島県の視察を行い、利島ツーリズムを行なっていく上でとても参考になりました。しかし今回の体験プロジェクトへ活かす内容だけでなく、弊社の事業、利島での取り組みにもとても勉強になる数日間でした。それだけでなく、私個人、今後の人生についての考え方、視野が広がり、もっともっと大きく、広げていこうと決意しました。


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