自宅安静中、女性のからだと妊娠と働くことについて考えてみた
2月下旬。妊娠8ヶ月目を迎え、産休まであと約1ヶ月。
周囲のサポートもあり、仕事もそこまで忙しくなく、ほどほどにしてもらっていた。
が、しかし。
めずらしく外回りが重なり、合計2.30分ほど徒歩でまわった途中の道でひとり動けなくなった。
お腹が痛い。お腹の皮が張っている。
座る場所がないので、日当たりの良い場所で立ち止まり、自販機であったかい飲み物を買って休憩することにした。
あったかい。しかし痛い。つらい。横になりたい。
だけどあと5分で、訪問予定の時間。
幸い次が最後の予定だったので、ひとまず場所に向かい、20分ほどで訪問は終了。事務所へ戻る。
疲れた。息がしにくい。お腹の皮がはち切れそうだ。なんとかしゃべれるけど電話もつらい。
それまではこんなことなかったのに、、、。
つらいけど、帰宅して寝たら少しマシになった気もしたので、数日後の検診まで様子を見ることにした。
「子宮頸管が短いなぁ。自宅で安静にしましょ。」
安静?仕事は?
「たぶん産休までに復帰は難しいなぁ。
トイレと洗面と食事以外は、家でゴロゴロしときなー。」
まじか…。
自分では無理してないつもりだったけど、(いやあの徒歩の日は無理してた)
お医者さんからの指示で自宅安静。1ヶ月ほど早く、産休に入ることになった。
安静期間が2週間ほど過ぎた今。
1日ほぼ横になったり座ったりゴロゴロして
あのときほどのお腹の痛みはなくなった。
しかし、もともと産休に入ったらしようと思っていたことは、ほとんどできていない。
英会話も、資格の勉強も、「しなきゃ」と思うと、お腹が張る。
育休は無理でも、産休中ならリスキリングできるでしょ。
そう思ってたけど、無理だった…!!!
代わりに、お腹の赤ちゃんを思ってゆったりした音楽を聴いたり、のんびり読書したり
「やらなきゃ」じゃなくて「あー次はこれしたいなー、しよう」くらいの、ゆるい気持ちであれば動けることがわかった。
身体は正直だ。
お腹の中の命を守るために、いま何が必要かを教えてくれている。
仕事してるとそちらが気になって、どうしても自分の身体のことがおろそかになりがちだったけど
あぁ、今いちばん思いをかけるところは、赤ちゃんと自分自身だったんだなぁ。
また、働きながら妊娠、出産することも当たり前な社会になってるけど
女性のからだ自体は、妊娠中バリバリ働けるような仕組みにはなってないんよな、そりゃ歪みも出るよなぁ。(個人差もあるとは思うけど
そう感じた。
自宅安静中も、SNSやネットサーフィンが過ぎると、目が疲れたり、情報過多になって不安になったりするので
情報からは適度に距離を置いて過ごすことにした。
今はおなかを撫でつつ、声をかけたり愛でながら、自分自身と新しい命に思いをかけて、ひたすらゆっくり過ごしたいと思う。
とりあえず37週超えるまではステイしてておくれ…!
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