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恩送り

先日、事務所の後輩からお花をいただいた。

何でもない日に
私をイメージしたお花だと言って。

トルコキキョウ

花言葉は
優美・感謝・すがすがしい美しさ・思いやり
すごく素敵なプレゼントだった。

何でもない日に
自分のことを考えてくれて
選んでくれた時間がとてもうれしかった。

感性が似ている後輩とは
なんとなくつながっている感覚があって
少し多く年を重ねている私は
後輩の気持ちがわかって
でも大丈夫だよ。
と言って笑えあえたりする。

私もその当時は
同じように悩みがあったり
見えない未来に不安があったり
メソメソしたりしていて、

でもそんな時に
いつも話を聞いてくれたり
元気づけてくれたり
お金のない私にご飯をご馳走してくれたり
大丈夫だよ。
と笑顔にさせてくれた先輩たちがいた。

そしてそんな時にいつもお礼を言って
何か返そうとすると

先輩たちは決まって
「もしあなたが大人になった時に
同じように悩んでいたりする後輩がいたら
同じようにその子にしてあげればいいんだよ。
それがうれしい。」
と言ってくれた。

ここ数年
そんな言葉がすごく自分の中に鮮明に蘇ってきて
すごく意味が分かるようになってきた。

頼ってくれる後輩たちに
私ができることは
あの頃先輩たちがしてくれたことと
同じことなんだなぁと
感じている。

【恩送り】

少し大人になって
この言葉の意味がやっと分かってきたような気がしてる。

変わらず先を歩く
大きな先輩たちの背中を追いながら

もしかしたら
私の背中を見てくれている後輩がいたら
それに恥じないように一生懸命でいたい

そしてその後輩を見守れる先輩でいたいなと
思った。


お花ありがとう。

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