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写真を審査するという重圧

写真家という仕事をするようになって以降、色々な審査員を担当させてもらいました。最近もこうして。

ここ数年は写真甲子園の審査員という大役までいただき、若い方の写真にも触れてきました。毎回そうなのですが、審査というのは心がすり減ります。自分自身もそうだったように、選ばれなかったり評価が低かったりするとやっぱり悔しい。ひょっとしたら人生だって変えちゃうかもしれないのですから、適当になんてことはできません。だから毎回ヘトヘトになります。

こうした審査に絶対的な答えなどはありませんし、審査員によって選ばれる写真が変わるのも当然です。そんなことはわかっているけれども、間違った判断だけはしないように。時代というものも見据えながら、少しの期待値も含めて、常に新しい写真表現が見たい。審査員として自分が選ばれている意味も考えながら、写真表現の未来のために(大それていますが)向き合っている気持ちです。

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そんなわけで今回初めて関わらせていただいた「写真ライフ」の審査。なんと創刊30周年のリニューアル号だったようです。

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