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秋が迫り、写真展も迫る

ついに写真展のオープニングウィークとなりました。この1年間やれることはやったと思います。思えばずっとこの日のことを考えていました。キヤノンギャラリーSという大舞台を与えていただいた光栄な気持ちと、恥ずかしい展示にはできないというプレッシャーの中でもがき苦しんできたように思います。多くの友人たちにも支えられてきました。時には厳しく、そして時には背中を押してくれた友たちに感謝しかありません。

美しいものを追いかけてきたこれまでの道のりは決して間違っていたとは思いませんが、そろそろ僕は新しい道を歩いて行こうと思っています。期待される写真と自分が見たい世界とのギャップに悩んでいた時期はもう過ぎ去りました。今はさらに高みを目指すのみ。

この写真展が、写真という概念の地図を少しでも広げられたら嬉しい。まだ誰も歩いたことのない場所に自分の地図を描く。それが実現できているかどうかは、19日から始まる写真展「 Kamuy」で判明します。この写真展がどのような評価を受けようとも、それは僕の責任。すべて受け入れるつもりです。風景って面白いじゃないか。そう思う人が一人でも増えてくれることを願って。


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