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全世界で大成功、韓国で韓国企業だと認識されているヤクルトの海外進出成功法

1日にグローバルで約4,000万本売られているヤクルト。これだけ世界で売られている事を日本人には殆ど知られていないと思う。

しかし海外ではどこに行っても、知らなくとも一度は見たことのあるという人が多い。特に僕は近頃よく韓国に行っているのだが、殆どの韓国人はヤクルトを韓国企業だと認識しているのだ。

僕はこれって凄いことだなと思っている。何故かというと、韓国では昔の日韓関係が尾を引いていたり、日本に負けるなみたいな精神が根強いためなかなか日本企業が参入できていないのだ。しかしヤクルトはそんな韓国にでさえ最も簡単に参入に成功し、もはや自国のブランドだとも認識させている。

その1番の要因はなんと言っても営業体制にある。ただ営業のみを行うのではなくて、その有名なものでヤクルトレディーというのがあるが、ヤクルトはそれによりワーキングマザーを支援する仕組みを整えているのだ。

ヤクルトは世界中各地で日中子育てが大変だけど、仕事もしたいみたいな母親層をかこって労働期間中子供を預かっていたりもしている。

要は飲み物いぜんに現地の労働者の生活インフラをヤクルトで作り上げている。しかもそれをグローバルでやっているからこれだけグローバルで売れるし、知名度も確実に伸びていく。

なかなかグローバルで成功する日本企業が出てこない今の時代。ただ単なる営業やマーケティングだけではなくて、別の視点から認知度や仕組みを作っていくことが求められているのではないか。

ヤクルトは確実に日本企業の良い成功事例である。

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