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寝てたら勝手に売れる仕組みづくり

今都内のホテルの価格がinsaneだ。少しランクが高いビジネスホテル、プレミアビジネスホテルでさえ一泊9万円するほどに跳ね上がっている。
まぁでも円安からのインバウンドと旅行支援での国内勢が相まって、そんな価格でも皆んな飛び込んでくる。

要は値上げしたところで客足は変わらない。ビジネスとしては面白い。そして、コロナ前に比べ3倍くらいにはなっている価格を付加価値で埋めようとサービスにも工夫がなされている。朝食ではコロナ前になかった生ハムのカット演出がされていたり、ビュッフェの品数もかなり増えた。

これは本当に良い取り組みだろう。こうやって世の中全体が価格を上げ、それに伴い商品/サービスの付加価値を磨くと言うことができていけば経済はもっと活性化される。

そして何より今まで会社などでのんびり働いていた層の人たちが物価上昇と共に副業に手を出し始め、それを本業にする人まで出始め良い競争を生み出す。これまでこういう一連の流れが全くなかったからこそ日本は他国に遅れをとった。

そもそも高付加価値のビジネスとは、そのブランド、場所でしか買えない唯一無二のサービス/物を指す。他で買えるものなんかは、別に付加価値はいらない。ここでしか買えないから付加価値が生まれるのだ。

ここでしか買えないということは要は寝ていても勝手に売れるのだ。この寝るという表現は、単に寝るのではなく、ここでしかないため別に変なPRをしなくとも顧客は勝手に購入してくれる。そういう仕組みづくりはビジネスでは凄く重要である。

実際に私が行っている事業というのは全て高付加価値のここでしか買えない物/サービスになっている。だからこそ殆ど表立ってPRもしていないのにも関わらず勝手に売れていく。なんかよく頑張ってありきたりなものをPRして売ろうとしてる事業者を見ていると可哀想なくらいだ。

簡単に売れる仕組みづくりというのは、まずは高付加価値をつけるために価格を上げ、その値上げ分を付加価値で埋めるのだ。何で埋めたら良いかはじっくり考えれば良い。

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