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新しいクリエイティブが生まれにくい領域にチャンスはあるのか?

皆さんプロの人に何かを教えてもらう機会があればその話をどの程度信じるだろうか??

おそらく、多くの人間は100%いや120%信じているのではないだろうか。しかし、プロというのは、壁を作りたがる。無意識、あるいは意識的に参入障壁を作る。これは大抵非効率であることが多い。

例えば料理人、魚のさばき方などは、下積みと称し皿洗いとかばかりさせて教えないなどの下らない参入障壁を作っていることが多い。流石に最近は少子化で人手不足ということもあり、むしろそんなことは無くなったのだが、長年の習慣というものは恐ろしいもので、いざ教えようにも今まで教えてこなかったから教え方がわからないのである。

これは何が影響しているかと言うと、師匠と弟子、師弟関係を作ってしまっているからだ。寿司屋なんかはそれが顕著にでていて、師匠の言ったことは100%いや120%正しいと思いこまされる。だから新しいクリエイティブが生まれない!

例えば、寿司屋のガリ。僕はいつも思うのだが、口直しや臭み消しくらいならあれ他の漬物に変えても良いのではないか??しかし、師匠の言ったことは絶対だから、変えるお店は殆どない。

ではこう言う新しいクリエイティブが生まれにくい領域にチャンスはあるのか?例えば、ガリを違う別の漬物に変えてみるとする、おそらく他の店はその別の漬物がどれだけ寿司とマッチして美味しくてもガリを変えないだろう。ということはマーケット自体はあまり変化しないのだ。

世のイノベーションにはかならずマーケットを変える必要がある。例えば、アップルが生み出したシンプルイズザベスト。メルカリが生み出したC to C。必ずイノベーションにはマーケットの変化がある。

そういう観点から見るとマーケットが変化しずらい領域というのはイノベーションが起こりにくい。今後苦戦していく分野であることは間違い無いだろう。

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