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“物を買いたがる人”と“経験を買いたがる人”

年末年始は色んな人達と宴会をして楽しんだ。
その中でも時より、あれが欲しいこれが欲しいという会話になったりするのだが僕はいつもそういう会話には興味がなかったりするため、1人で携帯を触ったり考え事をしたりしている。

まぁ5年前ほどの僕ならこれ欲しいよね!わかる!とか言って物欲があったのでそういう話にもすごく共感できたのだが、今は何故か物欲が全くない。着ている服も綺麗に見える物だったらなんでも良いし、車もサブスクで効率よく借りれたら満足だ。

周りを見ていてもブランド物をやたらと欲しがる人がいたりする。でもそういう人に限ってその価格が完全にその人の収入に見合ってなかったりする。田舎にいると車なんて最たる物だ。かなりの長期ローンを組んで自分の年収の10倍に上るような価格のブランド車を買う者もいる。

まぁ要するにそういう人たちが“物を買いたがる人だ”。色々諸説はあるのだがある有名な心理学者曰くこのような人たちは自分の将来に不安がある、もしくは自信がないため、今自分のできる全てのことをして今の自分を輝かせるために物を集めるのだという。FXや株などで一時的にバカ儲けした若い成金が高級車を買うのもこういう理由だろう。

逆に“経験を買いたがる人”は将来に不安は全くなく、自信があるため今の自分を物で輝かせる必要はないというのだ。この心理学者が唱えた説はかなり共感できる。5年前ほどの僕は全然将来なんて未知数で不安だらけだった。しかし今は全く違う。ある程度土台ができて、将来の計算がたつ。

最低でもこんな人間になっているんだろうなみたいな計算はできるため、別に今の自分を無理やり上げることにあまり興味がない。また自分でもブランドのトレーディングをしていたこともあり、原価も価値変動も全て経験則としてわかってるためブランドにそれほどの価値を感じないのもあるかもしれない。

そんな事よりは人生の幸福度を上げる為に物理的価値を求めるようになった。美味しいご飯、美しい景色、綺麗な住居に投資したいと年々思うようになってきた。物理的にさほど変わらないブランド物を持つよりこっちの方が幸せだと思うのだ。

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