日本の水道水からヒントを得たイタリア発の還元水ビジネス

　MATTには連日世界中からあらゆる分野の起業家も訪れる。オーナーシェフが作ったお店と違って型にハマらないスタイルを取っているからだとも言える。起業家は基本的に万国共通で知的好奇心が異常に高いため、新価値創出のために他にないものに触れようとする。例えば、昨晩イタリアから来店されたウクライナ系イタリア人のお客様は韓国からの化粧品輸入業、ビデオ制作、還元水ビジネスと手広くやられている。今回は日本の水道水、それを利用した還元水で作ったお茶の精度などを確かめに来たそうだ。

　還元水というのは浄水とは違い、溶解力が物凄く強いと言われている。そのため、低温の水でもお茶が出る。自分たちのプロダクトで京都のお茶を楽しみにきたそうだ。

　そもそも日本の水道水は、徹底した品質管理と高度な浄水技術により、直接飲用できる安全性を誇るのはいうまでもない。これには、活性炭やオゾン処理、膜ろ過といった先進的な処理技術が用いられている。日本の水道水の安全性と品質は、国内外で高く評価されており、その技術は他国の水処理にも大きく影響を与えている。


　イタリアでは日本の水道水技術からインスピレーションを得て、独自の還元水の開発が広げられている。どのような独自性があるのかというと、、、