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【ド素人】社内SEのよもやま話【情シス】

おはようございます、こんにちは、こんばんは。


■簡単な自己紹介

  • 営業部から情報システム部へ異動し、社内SEとしての1年生。

  • 「業務をいかに楽にできるか」を念頭にITでの効率化に勤しむ。

  • メンター不在のため、IT知識はすべて独学。

  • 情シス部ではIT化・DX化による業務の改善改革、ネットワークインフラの保守管理等の業務にあたる。

  • 営業部時代は、なまじIT知識があったせいでパソコン先生としての日々を過ごす。


趣味程度にパソコンいじってたらそれを仕事にすることになり、てんやわんやの日々です。


■営業事務から社内SEへのジョブチェンジ


転職ではなく部署異動です。

異動前は営業事務としてルーチンワークをこなす傍ら、Excelや簡単なRPAを使いながらの業務改善に取り組んでおり、社内のネットワークインフラについても補佐レベルで携わっていました。

コロナ禍では、アナログ要素たっぷりだった受発注業務をフルでリモートワーク可能にしたのは経験になりましたねぇ。


これらの経験があったので、DX推進を掲げる情報システム部へ移籍となりました。


・転職しようとITインフラの勉強をしていた時期も。

20代後半のいわゆる「クオーターライフクライシス」に襲われ、自分をもっと成長させよう転職活動をしていた時期があります。

みんなもあるよね?

その時に選んだ業種のひとつにITインフラがあります。
もともと興味のある分野でしたので独学で勉強していました。

もちろん会社には黙っていたし結局転職しませんでしたが、自分が進もうとしていた分野への異動だったので迷いはありませんでした。


■プログラミングの「ぷ」の字も知らず。

ぷろぐらみんぐ?なにそれおいしいの?


しかし僕はプログラミングは一切知らず、データベースも触ったことがありません。
転職活動時に少し勉強していたとは言え、実戦の無い状態では身に付きません。


Excelのマクロは使っていましたが、「マクロの記憶」でマウス操作を記憶させていただけなのでVBA自体はノータッチ。

今までは基幹システムのデータ抽出機能とExcel関数だけで乗り切っていました。

そんな状態での異動。

そう思いましたが、聞くところによると僕レベルでも相対的には情シス向けの人材なんだとか。まじか。


■「情報システム部」って何するところ?

そもそも情報システム部の仕事って何なのか。

「ITに関する問題解決、ネット環境やハードウェアの管理」みたいなイメージでしょうか。確かにこういう業務も当部署の仕事です。


ざっくり言うと、
「デジタル化やIT化で生産性を向上させたりコストダウンを図りつつ、ITの観点から企業を成長させていくためにDX化を目指す」
という部署ですね。

企業にどのような課題があるのかを考え、課題解決のためのシステム導入を戦略的に提案する能力が求められます。

IT化以上に「DX化」が重要。
デジタル技術の導入により企業の新たな価値を創出すること
が使命となります。


・思った以上にプログラミング

規模の大きな案件はシステムベンダーに外注しますが、それ以外については僕たち情シス部が行います。


数多有るシステムやデータの繋がりを理解し、プログラミングで管理、運用するのは初心者の僕にとってはかなりの難易度。

マンガみたいに頭から煙がプシューッって出てるんじゃないかって程に。


・難しいのはコーディングじゃない。

プログラムのコーディングについてはググればある程度分かります。本職のプログラマーのようなレベルの仕事はしませんからね。

しかしフルスクラッチの基幹システムのことについては上司やシステムベンダーに聞くしかないです。

その他のオープンソースソフトウェアについても使い方がブログやyoutubeで解説されている訳ではありません。

だって、自分で調べて解決できることではないから。

ひたすらシステムをイジり倒し、上司に質問をまとめて投げかけ、またイジる・・・。その中でプログラミングが必要なので調べながらコーディング。


この繰り返しなのですが、こうなると仕事のペースが遅い。

つまり、成果が遠い。

そして「自分は役に立てていない」と自己肯定感が下がる。


新入社員ならこれでも良いのかもしれませんが僕はそうじゃないですし、役職付きで異動したので「管理職側の意識」を求められます。管理職じゃないけど。

使えるスキルもリソースも少ないので、課題に対する解決策が見出しにくい。


前職がシステム会社のSEだった上司はそのスキルと知識をフルに使ってサクサク業務をこなしているのでまさに「強くてニューゲーム」状態。
いつも「仕事が楽しい!」と言っています。そりゃそうだ。


■システムの活用は「スタート地点」


プログラミングが出来るようになる、各種ソフトウェアを自由に使えるようになる、自社のデータの仕組みが理解できる・・・。

これらが出来てやっとスタート地点に立てるのです。

これらを活用してどのように業務改善ができて、そしてDX化に向かうのか。
それが目的なのですから。


なので、僕は「スタート地点に立つ準備をしながら走っている」状態。
戦いの中で成長しています。

学校じゃないし社会人はみんなそうですけどね。誰も待ってはくれない。


■おわりに。

ひとりでPCに向かって黙々と作業するだけでなく、課題解決のためにさまざまな人とコミュニケーションを取らなければならないし、企画・提案を通すための能力も求められるのが情報システム部。


畑違いの部署に異動になって悩みは格段に増えましたが、やりがいのある仕事です。

企業が成長するためのシステム面での戦略や技術の導入に携われるので、企業の重要な歯車のひとつだという実感があります。

現場の業務改善にも多分に関わるので、成果が目に見えて表れたり担当者に感謝されたりすることはモチベーションに繋がりますしね。


そんな、よもやま話。

ここまで読んでくれたあなたに感謝します。

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