【1/5放送「NEWS23」】イチロー選手から学んだ「人との向き合い方」と教育視点 ~智辯和歌山高校での3日間。高校球児への初指導~
「大きく何かを変えることなんて到底できない。できるなんて思っていないですけど。きっかけは届けられるのではないかなと、そんな想いもありました」
こんばんは!自称“イチロー研究家”の布施です。
この時間ながらも(AM0:00すぎ)、高鳴る鼓動、熱くなる目頭…
1/5(火)「NEWS23」放送のイチロー選手の言葉、行動、所作、佇まいから学び・刺激・活力をもらったからです。
以下のように昨年末より告知があり、文字通り首を長くして待ちに待った本日!
昨年の12月の智辯和歌山高校での3日間、イチロー選手にとって初の高校生への指導でした。
※智辯和歌山高校とイチロー選手の“縁”は2018年11月。自主トレーニング拠点の「ほっともっとフィールド神戸」で行われていた近畿高校野球秋季大会をイチロー選手が観戦(智辯和歌山―明石商戦)。大敗しても最後まで応援する姿に心動かされたことをきっかけに、交流が始まったとのことです。
今回の放送、イチロー選手の思考や想いが詰まっていました。また、随所に見える言葉へのこだわり。発する言葉に籠めた意図、また一度発した言葉を言い直す場面も印象的でした。「伝えること」に向き合うイチロー選手が見えました。
本日の放送で印象に残ったイチロー選手の言葉。
(厳しい練習を見て)
「意識しなくても本能的に最後まで体力が持つように調節してしまうのが人間だと思うので。そういうクセがつかなければいいなと」
⇒「全力」への意識、ですね。自分も先を意識して余力を残しながら枠内で調整してしまうことがあるなと顧み、今後に活かさねばと!
「プレッシャーの話を結構する子がいる。状況によって生まれるプレッシャーを楽しめたらいいとか。いやいやいや、ありえないでしょ。その上で結果を残すしかないんですよ。それは伝えたかった。そうすれば立ち向かえると思うんですよね」
⇒メジャーリーグでのシーズン最多安打記録更新、10年連続200本安打、第2回WBC決勝韓国戦での“あの”決勝タイムリーなど…そんな場を経験したイチロー選手が発する言葉だからこそ重みがあり、説得力があり、鼓舞され動かされます。
この3日間のイチロー選手の智辯和歌山高校での指導、球児との向き合い方には自分でも活かせる学びが多いと感じ…(勝手ながら)まとめてみました。
<イチロー選手から学んだ「人との向き合い方」と教育視点>
・『自分で考える』ことを狙いとし、「自主練習」の時間を設けた
(自分でメニューを決めさせ「考える力」へ)
・“相手(学生)”を理解することからスタート
(初日は「見学と観察」に徹した)
・“一緒に”体を動かし、自ら示す
(「自ら動いてみせると説得力は増す」という思考。そのために今もハードなトレーニングをして準備を)
・自らの「楽しい」を表に出し、明るいムードづくりを
(自分も練習に参加しながら、“一緒に”はしゃぐことも)
・「技術論」だけでなく「心構え」にも言及
・質問をしやすい場作りをし、来るものに対し真剣に返す
うまくなるために必死にイチロー選手に話を聞き、必死にメモし、取り入れようとする球児の姿、グッときました。
それにしても…本日放送の全編を通じたイチロー選手の表情の素敵さと言ったら…!ここにすべてが表れている気がしました!
最終日終了後に球児に贈った「ずっと 僕 見てるから」という言葉、熱くなりました…!球児たちはこの愛情と期待を受け取り、どれだけ心強さと刺激を得ただろう。そして「ちゃんとやってよ」に籠められた想い、意図。“単日ではなく3日間”の指導、イチロー選手の想い・拘りですね。
「厳しいだけではだめ。そこに愛情があるから成立する」
「教育って大事だな」という言葉もあったように、今後のイチロー選手からさらに目が離せなくなりました!本日も気づき、学びに溢れていました…!
ここまでこの熱量に付き合っていただき、読んでいただいた方に感謝です!
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