人生における「整理＝捨てる」ことの大切さについて

こんにちは。

前回の記事で、自分の趣味に「整理」を加えることを宣言しました。

・プリントを１枚捨てる
・お財布に入っているいらないレシートを捨てる

そんな小さなことでいいからと自分に言い聞かせ
やったりやらなかったりしながら実践しています。

今回はこの「整理」について私が頭で理解している重要性について思う存分書いてみたいと思います。

整理とは不要なものを捨てること

私のブログのテーマでもありますが、
この捨てるというシンプルなことがなかなかできないのです。

なぜ「捨てる」ことができないのかというと、

捨てたくないものが決まっていないから

と考えることができます。

自分の人生で捨てたくないものが明確になると、
捨ててもいいものも明確になり実行できるのだと思います。

大事なことでシンプルなことがなかなかできない１番の理由は、
「簡単」だと直感的に無意識の内に思い込んでしまうことではないでしょうか。

「自分の人生で大切なことを明確にする」

なんていうと、とても当たり前で「何をいまさら」という
心の声が漏れて聞こえてきそうです。

もしかしたら、はるか昔にやってしまったつもりになって、
それが大切なことだって思い出すことすらしないかもしれません。

あなたは自分の人生で一番大切なものは何かという問いに、
すぐに、具体的に答えることができますか？

もし今の私のように答えられないのなら、
自分のスタートラインはここからなんだってことを認めるところから始めてみましょう。

過去には戻れませんので、常に今が一番若いのです。

仕事をしているとよく効果効率という言葉を耳にします。
自分でもたくさん使うし、周囲からもたくさん聞こえてきます。

「効果効率を考えて仕事しろ」
「効率を上げて会社に貢献します」
「このプロジェクトの効果は・・・」

といった具合にあっちでもこっちでも。

私の社会人のキャリアは中小企業のサラリーマンです。
これだけ日常の中に溢れている「効果効率」ですが、
中小企業のサラリーマンの中で効果と効率の明確な違いを説明できる人はどのくらいいるのでしょうか。

私の感覚では半分もいない。
ひょっとすると2割くらいしかいないんじゃないかとさえ思っています。

頭でっかちで行動できないのはもちろん意味がありませんが、
そもそも知らないというのは０の掛け算と一緒です。
当たり前ですが、知ることと実践することのバランスが大切ですね。

さて、そんな効果効率ですが、簡単に違いを説明すると

効果とは

成果をあげたり、高めたりすることです。

効率とは

成果をより少ない力であげられるようにすることです。

よく聞くバカげた話に、経費削減の大号令のもと、出張経費や商談のための交通費、会議費の削減に血眼になり、結果営業マンたちの活動が不活性になり売上が下がって、さらに経費削減を叫び出したなんていう悲劇があります。

つまり効果効率は順番が大事だということです。

①効果があって
②効率をあげる
という順番以外はありえない。

ではこれを自分の人生に当てはめて考えるとどうでしょうか。

私と同じように

「自分の人生で一番大切なことは何か？」

この問いに明確に、即答えられない人は
自分の人生の「効果＝成功」の定義すら決まっていない段階と言えます。

何も人生がすべてビジネスと同じとは全く思っていません。
お金を稼ぐことだけが成功だとも思っていません。

でもだからこそ

自分の人生の成功を自分で定義すること
が重要だと思っています。

そしてその成功は同じように自分で定義した「成果」が得られたかどうかがポイントになります。

つまりまずは自分の人生であげたい「成果」を決めることです。
これが自分の価値観であり、生きる意義です。

もちろんそんな大袈裟に考えて人生過ごしたくないと考える人がいるかもしれません。

私は自分の人生を意味があるものにしたいのです。

だから自分の大切なものは何か、成功は何かを考え、
決めたいと思っています。

自分の大切なものを見つけるために、日々実践できること、
それが整理なのです。

1日では見つからないでしょう。
1ヶ月で見つかったらラッキーです。

もしかしたら私のように38年生きていてもまだ見つかり切らない人もいるかもしれません。

すぐに見つかるに越したことはありません。

でも過去は戻ってきません。

例え私のように長い時間をかけてしまったとしても、自分の人生を本当に自分にとって意味があるものにするために、今までトライ＆エラーしてきたことは無駄であったとは思いません。

少し前までの私は
「自分の人生の生きる意義＝効果」が決まっていないのに、

もっとスキルを身につけよう
会社で成果をあげよう
複業で稼ごう
もっといい方法はないか

といった「効率」ばかりを考えていました。

自分と向き合うためにしていた「書く」という行為も、効率の観点でばかり考えていたから今まで本当に自分にとって大切なものを見つけることができなかったのだと気がつきました。

どれだけ時間をかけても自分の人生の意義を見つけたり、
価値をつくることよりも優先してやることなんて何もありません。

今はそう思うようになりました。

今までの歩んできた道のりを無駄にしないためにも、
改めてこの自分にとって大切なものに向き合っていきます。

日々、整理をし

何がいらないものなのか
何が捨てたくないものなのか

そうやって自分と対話する時間を楽しみながら見つけていきます。