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重要な仕事を任せてメンバーの成長機会をつくる

『7つの習慣』スティーブン・コヴィー博士の名言シリーズ 第6回目

コヴィー博士の「最優先事項」より名言をご紹介します
今回は...

才能があって、精力的で、独創性のある人を解き放って
重要な仕事を与えると、それを実現する方法は自分で見つける

最近はコヴィー博士の他にもアドラーやドラッカーの言葉も配信していますが、共通する点がいくつもあります。

才能があって、精力的で独創性のある人..とありますが
これはすべての人に当てはまるのではないかと思っています。

人の育成やマネジメントは庭のガーデニングに例えられたりしますが、人によって芽が出るタイミングが違うように、育つスピードもタイミングも植物によって変わりますよね。
芽が出たり、成長段階をいかに見極めて、適切な重要な役割を渡していけるか?ということを言っているのだと思っています。

コヴィー博士とアドラーの共通点ですが、
アドラー心理学では「勇気くじき」と「勇気づけ」があります。

一見、重要な仕事というのはある意味責任が伴うことだったり、大変に思えることだったりします。実際に自分が大変なことを任させれている人を見たり、自分が責任の重い仕事を依頼された時に、人によっては、ひどい上司だ..こんな大変なことを任せるなんて..とか大変なことを部下にさせている..と見るケースもありますが、実はこれは酷いことや厳しくしているわけではなく、機会を提供している。その人を輝かせるチャンスを与えていると見ることもできます。

重要な仕事を与えると、それを実現する方法は自分で見つける
ということなので、ひとりひとりが本当はそれを解決できる能力を持っているし、その機械によって自分自身を成長させたり活躍させることができる。ということなのです。

反対に、「勇気くじき」とは、そうゆう機会を与えないことです。

いつまでも君には無理だから、わたしがやります。ということでその機会を奪い続けていたら、成長ができません。
成長できないことによって、上司がその機会を与えず自分がやり続けていると、上司の経験値は上がり、部下は経験値は変わらず、経験値の差が広がり「上司だからできるんだ」と、どんどん部下は自信を失っていく。
これが「勇気くじき」です。

コヴィー博士の言葉を聞いて、アドラーのこんな言葉を思い出しました。

是非、自分自身に対しても「勇気くじき」をしていないか?
「勇気づけ」をできているか?周りの人に対してもできているか?
考えてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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