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360度の視点で仕事を考える

働き方の哲学をご紹介していくシリーズ 第1回目

みなさんは『働き方の哲学』という本をご存知ですか?
とても図解が豊富で良書なのでコチラの本をご紹介していきたいと思います

改めて副題が、「360度の視点で仕事を考える」ということなんですが、
視点に着目しているところが魅力です。

どうしても能力やスキルを伸ばしていこうと躍起になっていたことがあります。みなさんもそうではないですか?

しかし、視点は能力とは違います。
どこからみているかで、見えるものが変わります。
仕事に対する考え方をいろんな視点からみてみましょう

「解釈」が自分の生きる世界を決める

この世界に事実はない。あるのは解釈だけだ By ニーチェ

同じ出来事でもその人の「解釈」によって捉え方は変わります。
「解釈」があなたの生きる世界を創ります。

仮に全く同じ出来事が起こっていたとしても、その人の解釈によって捉え方が変わってしまいます。

これは「常識」にも当てはまりますね。
かの有名なアインシュタインもこう言っていました。

常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションだ 

自分にとっての「当たり前」や「常識」を無意識に相手に押し付けていたりしませんか??

100人いたら、100通りの「解釈」がある

まずは、これを頭に入れましょう。
何を幸せと考え、何を不幸と決めるのか?決めるのは自分自身です。

学校を出て、社会に出て企業に勤め始める..
こうゆう道を歩いてくると、どうしてもどこかにある幻想の「常識」や「こうあるべきだ」という思い込みや「社会はこうゆうことを求めている」と自分で思い込んでしまっていたりします。

「成功」とはこうゆうものだ
「幸せ」とはこうゆうものだ
「大企業に勤めること」や
「素晴らしい仕事」をするのが幸せだ

こんなことを考えてしまいがちですが、
一旦じぶんの中で、「本当にそれが自分にとっての幸せなのか?」を聞いて、自分なりの答えを見つける。
どこかの誰かが言っていたそれが自分のなりたい姿と同じなのか?
問いを立ててみて欲しいと思います。

心理学ではABC理論というフレームワークがあります

ストアカのコピー

Aは出来事 
Bは捉え方
Cは感情 

ひとつのAという出来事があった時に、
丸い穏やかな大らかな感情でCという感情を受け止めるABCなのか

同じAという出来事だけど
角がある尖った四角い解釈でトゲトゲした感情を抱くのか?

あるいは自分の「解釈」がないまま
起こった出来事に対して「刺激→即反応」という動物的な反応をするのか?

何かが起きたからこうなった
誰かがこうだからこうなった

人には与えられた想像力や考えという「スペース」があります。
「スペース」とは刺激に対して自分がどう捉えて行動していくか?
これは人間だけが持てる能力と言われています。

これが使えないと刺激→即反応という状態です。

同じAという出来事だけでも、捉え方があるのかないのか
丸い捉え方なのか四角い捉え方なのか
捉え方の違いで自分にとっての事実は変わってきます。

理想のキャリアや仕事を考えるに当たって、この「働き方の哲学」という本は色々な視点を提供してくれますので一緒に学んでいきましょう

働き方の哲学

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