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商社の取組として参考になる点が多々ある事例です。
商品開発時は、小さな市場と思えても、経営に役立つことが明確になれば、時代の変化、技術の変化で、顧客が新たな市場を創ってくれます。
そのためには、世界で起こっている変化の芽、潜在需要を見つけられる情報網ですね。
商社に比べ、日本メーカーに元気がない理由は、この情報網が弱い点にあります。

【テレビメモ術 連続#111日目 】

がっちりマンデー2020年8月2日 放送
せまい業界シリーズ第18弾「羽根業界」
巨大な羽根やちっちゃな羽根のパワーの秘密とは?
https://gacchiri.tv/n/n9f9afc2605fe
売上げ6兆7000億円! 物流センターで人気の巨大扇風機
豊田通商株式会社、「TOYOTAグループ」の総合商社


<成功のポイント/工夫>
1)顧客ニーズ(Customer Value)からの商品化

・商品企画の発端は、アメリカの『牛の熱中症対策用』に開発された商品
・商品開発時に意識したこと
 ①広い場所を冷やす
②コストが安い
③牛舎で使う
⇨解決策:
・5.5m羽根で、30m四方に対流を起こす。
・強い風を送るのではなく、風速1mでも5度程度下げることができる。
・電気代も10分の1と低コストを実現。

2)市場性:牛舎以外の用途開発横展開が時代の流れに乗ったから
 ・「スパリゾートハワイアンズ」では、「ビッグアスファン」3台導入で、空調コストが、月約100万円削減
 ・今人気は「物流センター」用途

3)競争優位性(※専門用語参照)を生んだ機能を開発できたから
・羽根の先っぽの黄色い部分を曲げることで、風を全部つかまえて、斜め横に落とせる。
・棚の間でも1mの風速が得られる

<経営成果>
・「ビッグアスファン」全長最大7.9mという巨大扇風機で、アメリカでは、すでに15万台以上販売
・一台300万円~400万円未満
・中間価格350万円として、×15万台≒5,000億円の売上実績

<岩井コメント>
・アメリカの『牛の熱中症対策用』に開発された商品から派生して、建築物の柱無しでの大型化の波に乗って、新たな冷却技術として普及しています。豊田通商のホームページでは、
物流センター、ピッキングエリア、保管倉庫
〇組立工場、製紙工場、加硫工場
〇コイルセンター、スチールセンター
〇航空機格納庫、自動車整備場
温水プール、インドアテニス、スポーツジム、体育館
と記載されています。

その他、イベントホールも全国各地に設立されていますね。
コロナ禍で、世界的に、物流倉庫の大型化と数量の急増が必要ですね。
どんどん輸出して、外貨を稼いでほしいですね。

<専門用語解説>
競争優位性はどうやって築けば良いか?
マイケル・E・ポーターが、「3つの基本戦略」を提唱しています。
当事例では、下記2)の差別化に当たります。 
3つの基本戦略
1)コストリーダーシップ戦略
2)差別化戦略
自社の製品やサービスを他社とは違う特異なものと顧客に認知してもらい、業界での優位性を築こうとする戦略。差別化は、商品の機能、技術力による品質、顧客サービスなどで行われます。

3)集中戦略


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経営パワー株式会社 社長&中小企業診断士 岩井 利仁

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