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生産管理を飲食店に当てはめるとビジネスチャンスに #117

工場では、「動線分析」で生産性を向上する取組が最近行われています。
 https://www.panasonic.com/jp/business/its/hint/091.html
「動線分析サービス」とは、人やモノの動きを分析し、改善提案をするサービスです。
役立つのは解っていますが、費用対効果の点で、昨今の工場では、投資しにくいサービスでした。
しかし、当番組では、ちょっとだけ違う内容で、飲食店に大ヒットしているとのこと。
ほんの少しのサービスの違いや、ターゲットを替えると、大ヒットするんですね。
未熟な私に反省しました。

「知恵は無限大」。頭を柔軟に、いろいろな見地で発想しないといけませんね。

当事例の発想法は「●●好き+分析+提案法」かな。
まだ、不十分な発想法なので、もう少し研究します。

がっちりマンデー 2020年8月9日放送
「気づかなかった…けど儲かってた業界ニュース」
いろんな業界で驚きの技術革新が
サービス業の店内を動画で計測・分析して売上げアップ!
https://gacchiri.tv/n/n5fecde2ebb2f#S0v1n
「TOLLINO GARDEN」社

<成功のポイント/工夫>
1)元々測ることが大好きで、このサービスを考え出したから

・飲食店、小売店、サービス業のスタッフやお客様の動きを計測、分析する会社
・どういう動きをすれば儲かるかを分析してアドバイス

2)効果の違いを動画と時間で説明するから顧客が理解しやすい
どのように店員の動きや設備を変えれば売上が向上するかを動画で見せるので顧客も効果が解りやすい
・例>①お水の入ったピッチャーをテーブルに置く方式 ②店員がいちいち注ぎに行く どちらの方が、お店の売上げはあがるのかを分析し提案
①ピッチャーがテーブルに置いてあるお店は、お客さんが席を立った48秒後に片づけ開始
②なぜかたった半分の20秒で片づけを開始
⇨これが売り上げの差になっていくことが分かったので、全店、手で汲んでいきましょうと改善。

▶なぜ早くなったのか?
・テーブルにピッチャーを置く店舗は店員がお水を注ぎに行く必要がないので、店員がお客さんへ目を向ける時間が少なくなっているので、片付けが遅くなる。

<売上見込>
・「Bodygram」完成後1年だが、早くも年商1.7億円。

<岩井コメント>
・「顧客を分析して、『なぜか?対応している』」という説明を、理論的に説明できるともっと儲かりますね。
生産管理の手法を導入すると解が出せます。お勧めします。

具体的な一例としては、ワークサンプリング法です。
ワークサンプリングとは、作業者の作業や設備の状態の発生比率を把握する稼働分析の一つ。
・日本のモノ作りが世界一位になった理由は、品質管理や生産管理を現場が習得し、実行したからです。
しかし、日本のサービス業は、作業の「標準化=マニュアル化」をきらう傾向があります。
マニュアル化、ICT化が遅れているために、日本のサービス業の生産性はアメリカに比べだんぜん低いと指摘されています。

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