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コロナ禍でも売上増の会社の秘訣とは! カンブリア宮殿【テレビメモ術】で学び、即行動を

連続投稿98日目!(100日まであと一歩)
新型コロナでステイホームになって何をすべきかを悩みました。
「そうだ、コロナ後に早期復活をするために、優良事例の成功した理由を分析してお届けしよう」と考えました。まあ、2ケ月で下火になると感じていましたが、本日7月24日現在、第二波発生状況ですね。
◆1事例作成に、毎日2~4時間かかるのですが、非常に充実した日々になりました。
継続できた理由は、事例をまとめると「事例企業の取組に感動し、私自身にパワーをいただける」からです。

本日の事例は、コロナ禍でも、
他社の内定取り消し者や職を失った人、3000人の雇用をする会社が
存在
する。
どこが違うのか?
考えさせられる事例です。

カンブリア宮殿 2020/07/09(木)22:00放送
アフターコロナの商機をつかむ! 変革の時代に立ち向かう挑戦者たちSP
売れ筋が大きく変化?~王者カインズの戦略
カインズ 会長 土屋裕雅
https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/cambria/vod/post_205955/
(事例1 ホームセンターのカインズ)

<成功のポイント/工夫>
1)コロナ禍対策で、密接を解消する新サービスの実施

スマホ活用「売り場案内サービス」を開発し130万人が使用
:従来は、欲しい商品の場所まで従業員が案内したが、接触を避けるため。
「取り置きサービス」:店での滞在時間を減らすサービス。
:ネット注文商品を早ければ3時間後に店のロッカーで受け取れる。夏にクレジット決済でレジ不要に。

2)コロナ禍で顧客のニーズが変化したが、商品アイテム10万点と品揃えを整えていたから対応できた
・コロナ前と比べて売れ筋商品が大きく変わった。
・しかし、幅広い商品を品揃えしていたため、品切れも少なく対応
(例)自宅で料理することが増え⇨燻製用調理器具の売り上げが3倍に
(例)意外性は砂。遊びに行けない子供のために、ベランダなどに砂場を作る人が増加。売上1.2倍に
(例)子供に勉強を教えるためのホワイトボードが売り上げ2倍

3)圧倒的に安い商品
(例)フライパンは、セラミック製から人気のストーンマーブルまで、値段は498円から。
(例)50種類が揃うの釘。98円で50本。

4)独自商品の開発力
・時代ごとに変わる顧客ニーズに対応し、独自商品が1万3000点
「掃除・洗濯・料理は、ほぼ毎日なので、ちょっと改善するだけで楽になって楽しくなる」をコンセプトに強化
・かつ安い
(例)洗濯物の取り込みを劇的に早くする「取り込みやすいハンガー」(2980円)
(例)ごろ寝用マットにもなる「ロングフロアクッション」(3460円)。多い月には4万個も販売

5)品質に徹底的にこだわり独自品質テストを実施
・ホームセンターでは珍しい、商品の耐久テストの専門部署を設立
・レンジ扉を延々開閉するテストはJIS規格の2.5倍の1万3000回
・フライパンの耐久テストでは醤油や砂糖などをあえて焦がして、焦げ付きのチェックも行う
・品質の基準がない項目でも、カインズは独自に基準を作りテストを実施

<経営成果>
◎売上4400億円。売り上げナンバーワンのホームセンターに。全国218店舗。

<岩井コメント>
・感動しました。
「他社の内定取り消し者や職を失った人、3000人の雇用」

他社とどこが違うのか?
カインズは、コロナ禍前も元気があった会社。
単に仕入れて安く売るのではなく、役立つ独自商品を、安く作り販売する。流通業が製造業も取り込んだ仕組みですね。
ホームセンターのユニクロ版、ニトリも同様の形態ですね。

◆他社仕入れの商店から発足し、販売力で多店舗展開。
⇨そして独自商品を開発。
⇨販売力があるからロットがまとまり、低価格で商品を作れる。その上、商社や問屋のマージンをカットできるから安くできる必然性が発生。
最近の「小売店の黄金律」ですね。

         企業はだれのものなのでしょうか? 
【私の経験】
■では、じり貧になりつつあるメーカーはどうしたら良いか?

「直接販売」の提言をしても、上司や役員は「既存の取り扱い店からクレームが殺到することを恐れて実施できない」ばかりでした。
されど、それで社員の給与カットやリストラをするのは本末転倒ではないでしょうか!
    
■具体的解決策は、無店舗での「ネットでの直販」をすべきです。
商品はネット限定商品を別途創ります。
そして既存取引販売店には、設置作業や操作説明、設置後のフォローなどの費用をフィードバックすることで収益を得られるビジネスモデルも作るべきです。
・既存店が自ら販売した案件は、販売店が売買利益と設置料利益を得ることは今まで通り継続します。
・取り扱い店には、メーカーが販売した商品の設置料が加えられるメリットがあります。

つまり、売れるメーカーの商品を売れる時だけ販売する商社、卸、量販店とは機能分化をすることです。
前職のメーカー在籍中に何度も上申議論しましたが、組織を動かすことができませんでした。

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