見出し画像

大ヒット「おりがみカップ」誕生発想法 テレビメモ術#連日128

新規事業創出をしたいが、どうすればアイデアが出ますか? と良く質問をいただきます。
そこで、「お祝 事業創出発想法」を開発しました。
本日2000/8/12放送の「がっちりマンデー」の成功事例を使って解説します。

がっちりマンデー 2020年8月23日 放送
全日本いれものウォーズ!!
テイクアウトが増えた今!注目の器とは?
各社が凌ぎを削る激戦業界を徹底取材!(事例2)
https://gacchiri.tv/n/n55272887ef08

デリバリー業界大注目の「おりがみカップ」
製造元「シンメイ」湯川惣一郎社長と共同開発した容器メーカーの大原康弘さん  
写真出典URL
http://www.shinmei-pac.co.jp/product/product05.html

<具体的取組/工夫>
1)デリバリー品を家族やパーティーで活用したい顧客ニーズを発見したから

・カップに入れた食べ物を、お店から持ち帰って、お家でカップを広げて、そのままお皿として食べたい。

2)新たな発想に気づき、商品化に成功したから
・シンメイと共同開発を行った、容器メーカーの大原康弘さんが、おりがみカップの仕組みを考え付いた。
・デザインだけでなく、力学計算も実施
・1枚の紙から容器を作ると、どうしてもシワが出来る。『じゃあシワをキレイにたためばいいじゃん!』というシンプルな発想から生まれた「折り紙カップ」

<経営成果>
・おりがみカップは昨年から販売されていて、年間1億2000万円売上げ

<岩井コメント>
◆「いれもの」パッケージは、コストとの闘いが凄い業界で、コストが増えないように知恵、アイデアを出す苦労が多いと思いました。
研究開発費を多額捻出はできない、中小企業の連合体である、製造元の「シンメイ」と共同開発の大原康弘さんのアイデアは拍手喝采です。

1枚の紙から容器を作ろうとすると、シワが出来て困る、『じゃあシワをキレイにたためばいいじゃん!』という発想。
この思考回路は、お祝事業創出発想法では、「連想ことば法」と「真逆法」の合わせ技ですね。
「おりがみカップ」というネーミングも秀作ですね。いろいろな総合的取組を立案実行したから、大ヒットしたんですね。

<お祝事業創出発想法>
事例からの後付け推論です。されど、この発想法は、新規事業構築時に役立ちます。
私が、テレビメモ術で100事例以上分析した内容から分析してあみ出した「新規事業発想法」のフレームワークです。
いろいろな法則から、今回は「連想ことば法」と「真逆法」で分析してみます。

 ◆顧客の悩み/ニーズ『 シワが出来て困る 』◆

⇨ 「シワ」が出来て「困る」に分解
⇒「連想ことば法」で「シワ=折り目」「困る=きたないから」
⇒「真逆法」で「困る=きたないから⇔きれいにする」
⇨合体すると「折り目をつけて、きれいにする」

この第一ステップのアイデア発想ができても、次の第二ステップは、「実現性」どうやって実現するかです。
第二の山は、第一の山よりずっと高くなります。

私は、28才から34年間新規事業バカとして150件ほど新規事業創出に関わってきました。
事業を創出するには、いくつもの山がありますが、天才でなくとも創出をガイドしてくれる方法があったらもっと楽だったのにと感じました。そうだ、世の中に無いのなら、自分で開発してみようとチャレンジしています。

★「備えあれば憂いなし」成功理由を理論で分析する「テレビメモ術」通信教育実施中!★
既存事業の再構築力、新規事業立案力が格段に向上します! 
https://note.com/toshihito_iwai
https://www.facebook.com/iwai.toshihito
★経営でお悩みがあれば気軽にご連絡ください。成果報酬型での対応も可能です。
お問合せ先 i@keieipower.com 千代田区丸の内2-2-1 経営パワー株式会社 岩井


#ビジネス #成功事例 #経営 #テレビ #儲かる #TBS #がっちりマンデー
#おりがみカップ #デリバリー #テイクアウト #シンメイ  


コロナ収束宣言まで、毎日お役立ち情報を掲載する活動資金にさせていただきます。