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★資金が無い地方や企業、地方創生に役立つ事例です★探せば出てくる【地域埋蔵金】を一緒に探しませんか!

・地方の方のあるあるですが、「田舎には特別なものが無いから、若い人がいなくなった」と。
従来の結果としては正しい表現ですが、自治体や企業の方まで、この思考停止状態では困ります。
外部から見ると「大きな価値」があります。地域の隠れ財産、埋蔵金を一緒に探しませんか!
この埋蔵金を探し続けることが、新規事業立案時には非常に大切であることを示してくれた良い事例です。

【地方住民が気付かない「地域埋蔵金」が地方創生の芽となる】

がっちりマンデー!! 2018年11月18日(#711)
「がっちり地方乗り物」を大特集!! 儲かっているローカル線の秘密に迫る!2社目
懐かしのアレを復活させて鉄道ファンをトリコにした「しなの鉄道」
https://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/2018/1118.html#b2"

<成功のポイント/工夫>
1)鉄道ファンが集まる聖地にしたい!「動く博物館化計画」を立案したこと

・今ある未活用資源を活用したコンセプト「動く博物館化計画」を立案したことで、周囲の人も同じ方向に動けるようになった。

2)昔のカラーリングを使える権利をJRから取得
・古い車両(115系)の弱みを、強みとしてとらえられるようになりました。
昔の廃止された地域電車のカラーリングを使える権利をJRから取得したことが大きく事業を成功に導きました。
(JRからの払い下げ路線だったことが功をそうした? 私鉄が企画したら許可は得られたか?)

3)3年に一度、色の塗り替えが車検上必須。どの色で塗り替えてもコストは同じことに気づいたから
・どの塗料色を使ってもコストは同一なら、昔のカラーリングにする費用にしたこと。
・新たな投資資金ではなく、メンテナンス費用でOK。

4)赤字会社だったので、JRから古い車両を安く購入していたことを恥ずかしく感じていた。
しかし、時代が流れ、価値が無いと思っていた115系車両が実は強みになっていた。

 
<成果>
・20年前26億円から、現在2018年は45億円に

<岩井コメント>
▶地方創生の事例としても素晴らしいですね。
・鉄道が元気=外部から人が来る=地方にお金が落ちる=地方が元気になる   
鉄道を観光資源化した事例は類似例として、カンブリア宮殿のJR九州があります。
地域住民とタイアップしながら取り組むことの大切さも教えてくれています。
いろいろな事例を知っていれば、一部をアレンジするだけで活性化します。
「お金が無いならアイデアで乗り越える」これこそが事業化プロデューサーの真骨頂です!
▶お金が無かったので、節約の取組がいつの間にか大きな価値に育っていた。
しかし、誰かがその価値を探し、気付かなければ価値にならないことがたくさんあります。
「無いからこそできた強み」です。身近に「強み」がができています。とにかく一緒に探しましょう。

<専門用語解説>
「地域埋蔵金」はイワイ造語です。

農村風景、木造校舎、川、山、海、自然豊富は強みです。
たとえば、「高齢者の葉っぱビジネス」などの知恵もあります。
徳島県上勝町は、人口が約1700人。町の面積の86%が山林。65歳以上の高齢者の割合が50%と人口の半分をしめ、県下でもっとも高齢化比率が高い町だそうです。里山に自然に生えている葉っぱや花を収穫し、料理の“つま”として出荷する葉っぱビジネスです。新しい産業を築き、高齢者に生きがいを取り戻しています。
映画のロケ地として誘致も良いですね。爆発シーンを撮影したい映画やドラマスタッフもいます。

祝い中小企業診断士が解説するテレビメモ術#51 
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