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クラウドファンディングが無事終了致しました

個展開催の為に行っていたクラウドファンディングが先日無事に終了致しました。

支援してくださった方々、応援してくださった方々、ちょっとでも気にかけてくださった方々にこの場を借りてお礼致します。

本当にありがとうございました。

残念ながら目標達成とまではいきませんでしたが、個展の開催自体は致します。
展示数などは少し限りが出てしまいますが、良い個展になるように智恵を絞りたいと思います。
展示に資金を心置きなく使えるよう数字と格闘する日々です。


今回クラウドファンディングをやってみて感じたのが、自分を見てくれている人は思ったよりもいるのだなと言う事。

昔から音楽活動だったり今なら写真を撮ったりしているので、人前に出て自分の行う事で対価をもらって来た訳なので、そりゃ当然僕の事をそういった面で知ってくださっている方は沢山いらっしゃる。

でも今回改めてそれを感じる事が出来た。

支援を頂いたのは大半は直接見知った方達だった。
今回クラウドファンディングで利用したcampfireでは、支援してくださった方の情報は終了するまで開示されない。
だからプロジェクトが終了し支援者のリストを開いて、そこに乗っている名前を見た時の嬉しさと驚きは他には得難いものだった。


そして個展を開催するとなって自分の写真作品に対する考えだったり、アートに対する考えだったりを見直すことも出来た。
写真自体の勉強は勿論、どんなカメラやレンズが必要なのかを考えたり、そして宗教や歴史、そして西洋東洋の美術を学ぶ必要性を感じる。

僕の中で最も作品として写真に込めたいのは「自然への畏敬」だとようやく理解してきた。
風景写真として大きな自然を捉えたい訳ではなく、どこにも広がる空、そこに浮かぶ雲、木漏れ日や木々に降り注ぐ陽の光など、どこにでもありふれる自然の美しさ、そこに感じる人を超えた存在について考えながら写真を撮る。

という事を考えているとやはり僕は日本人なのだなという事も実感する。
絶対的な神様が全てを作ったという感覚よりかは、万物や土地を通してそれぞれに大きな存在を感じる事が多い。
かといって熱心な神道信者という訳でもなく、自己の精神性といった所には仏教に関心を持って勉強したりもしている。

いろいろ混ぜて都合よく考えてしまうのはどうなんだろうと最初は思ったが、歴史を学べば日本人はそんな事ばかりだからまぁいいかと思う。
やはり僕は日本人だった。


そして今回の個展の大きなテーマは「人」。

あれこれ自然や神様の事を考えていても、社会で生きていく上では人同士の繋がりがないと生きてはいけない。

そして僕自身人の優しさに沢山助けられて生きてきて、それを写真に残す事が出来たらどんなに素敵だろうと常日頃思っている。
本当に助けられっぱなしの人生で、一生かけて恩返ししないと時間が足りない気がする。

表面的な笑顔や格好の付けたポーズにあまり価値を見出せなく、仕事なら撮るが、そうでないなら出来るだけその人の自然を捉えたい。
勿論今回の個展は自然な姿を集めたものにする。
僕の出会った素敵な人達の素敵な姿を沢山の方に見て頂けたら幸いだ。


改めて、僕を応援してくださっている全ての方にお礼を申し上げる。
今回の個展以降もさらに活動をしていくので、今後も僕の姿を見続けて頂けると嬉しい。


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フィルム写真の文化の一助になるよう活動を続けたいと思います。フィルムや印画紙、薬品の購入などに使わせて頂きたいと思うので、応援の程よろしくお願い致します!