ゴールデンカムイを観る

ゴールデンカムイの原作漫画は読んでませんが、アニメは全部観てます。かなり長い作品ですが、映画化はどのように行われるか、そこがかなり気になるところです。
人気漫画の実写映画化は結構微妙な結果になることもよくある話で、好きな漫画のダメな実写映画を観ると正直、悲しくなります。
私の肌感覚で言えば、アクション原作、特に特殊能力系にはガッカリさせられることが多いイメージがあります。特撮がハリウッドに比べて圧倒的にしょぼかった、そのために配役等が嘘くさく見えてしまう、ということが、ガッカリさせられる一番のポイントのような気がしています。しかし、最近の邦画でもゴジラ➖1.0のようにかなりリアルな特撮もできるようになってきています。
また、もう一点漫画原作で失敗するパターンとして長編の作品を無理やり2時間に詰め込もうとして失敗する、というパターンもあります。ゴールデンカムイの場合は、特にこちらのパターンが危惧されるところです。
で、結論なのですが、悪くなかったです。少なくともガッカリするような作品ではないと思います。ちょっと白石はわざとらしい感じもありますが、キャラクターを考えた場合、許容範囲でしょう。危惧されたアシリパも実写にしるならこれくらいの女の子じゃないと逆に不自然なのではないかと思えてきます。
アクションや特撮も馴染んでいてかなり好印象でした。
問題はヒットして続編が作れるかなのだが、WOWOWが作っているので、もしかしたりヒットしない場合はWOWOWのコンテンツとして続きを作るのかもしれないとも思いました。大抵の場合、こういった作品でこういう終わり方をすると、次回作の予告が出てくるものだが、連作として制作できるほどゴールデンカムイはコンテンツとしては強力なものではないということなのでしょ。
しかし、このデキから考えれば制作側はそれなりの手ごたえは感じているのではないかと思います。
あとは実際にヒットするかですね。楽しみです。

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