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もう一人の自分

先日Amazonプライムで「竜とそばかすの姫」という映画を観た。

本来は映画館で観ようと思っていたが、気付いたら終わっていた。(こういうことよくありません?笑)


あらすじ


作品のあらすじは母親を幼いころに亡くした、田舎の高校生のすず。自分に自信が持てず、クラスでもいわゆる「陽キャ」に分類されるような子ではない。

その子がもうひとつの現実と呼ばれ、50億人が集うインターネット上の
仮想世界の”U”では「ベル」という名前で一躍スターになる。その”U”で起こる困難に対して立ち向かっていく。

二つの世界(仮想と現実)が入り混じり、それぞれの世界での困難に対して
主人公が周りの人を巻き込んで立ち向かっていく物語。

感想

この作品を見終えた感想は、シンプルに感動した。特にラスト20分の展開は手に汗握る展開だった。
この作品が何より素晴らしかったのが今の世の中をよりリアルに描いていた。具体的に言うと、多様なライフスタイルがあること。


人間は基本的に自分が大事。
どこかで自分の居心地のいい場所=自分の場所をつくる。
それが現実の世界かもしれないし、ゲームの世界かもしれない。それは人それぞれ。
そして現実でもネットでも必ず誰かとつながっている。一人ではない。支えてくれる人、見てくれている人が必ずいる。


それを2つの世界で表現していた。

「自分の居場所」は人によって違うけど人間として大事なものはみんな心にある。その心だけは忘れてはいけない。

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