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【生成AIニュース】『Dream Machine 1.6』『ComfyUI-AdvancedLivePortrait』他

まいどです。
それでは、本日の生成AIニュース。


■Dream Machine 1.6


Lumaの動画生成AIの「Dream Machine」がバージョンアップされました。
今度は明確にカメラ制御が出来るようになりました。
ヤバいです。Dream Machineは使っているのに進化に全然追い付けません。

■ComfyUI-AdvancedLivePortrait


前に幾つかご紹介した、生成AIのスライダーでの制御ですが、とうとう正式にComfyUIのカスタムノードとしてリリースされました。
スライダーの数値をグリグリ回すと、どんどん画像が変わっていきます。
微調整などにとても重宝しそうです。

■anthropic-quickstarts


開発者が Anthropic API を使用してデプロイ可能なアプリケーションの構築をすぐに開始できるように設計されたプロジェクトのコレクションだとの事。

■SimpleTuner


Fluxに対応した画像生成モデルのトレーニングツールです。
大幅なアップデートを行い、v1.0としてリリースされました。

■appforge


Claude 、 OpenAI 、 Geminiを使用して、アプリ、Webサイト、オンラインゲームを作成するAI搭載のアプリケーションです。

■AWPortrait-FL


高品質なファッション写真でFLUX.1-Devをファインチューニングしたモデルだとの事。

■Cerebras続報


Cerebrasの音声デモ動画です。
音声アシスタントと会話していますが、ほぼ遅延が無く自然に返答されています。

■Hyper FLUX + Inpainting + Upscaler for Low Vram


低VRAMでも生成出来る、Fluxのワークフローが紹介されています。

■courses


無料で学べる、Anthropicの教育コースです。
こちらには、4つのコースが含まれているそうです。

■GPT Next


OpenAI JapanとKDDIの代表同士の対談で、今後のChatGPTにも触れています。
それも、年内に公開されるかも、との事です。

■Sakana.AI


日本の生成AIベンチャーのSakana.AIは、米半導体大手エヌビディアと研究開発などで包括提携したと発表しました。
複数の投資家から1億ドル超の資金を調達することも明らかにしたそうです。

https://sakana.ai/

■生成AIの求人に関して


一部では、ComfyUIが使用出来る事が条件となる求人がなされているそうです。
が、ここで少し個人的に知っている情報を話しますと、これに近い求人は、日本企業でも既に行われています。
ComfyUIやLLMなどの知識が豊富で、最先端のAI技術知識を持つ人を求人しています。
生成AIをかなり広範囲に使える人を求めている企業は、実は既に多く存在します。


本日のニュースは以上となります。


最後のニュースの「生成AIの求人」のニュースですが、ここで少し私が知っている事を補足しますと、人数が多く居る企業の方が、そういう人材を求めています。
つまり、大企業や人数が多い中企業などです。
これは何故か、と言うと、生成AIも触れる人材は、元々は何かしらの部署で活躍している人材が多いからです。
つまり、生成AIに人材を割くと、その分の穴埋めが必要になります。
又、人材が多く居る企業こそ、生成AIの情報を多く得ていたりします。
そういった企業が生成AIを活用しようとする場合、プライベートで生成AIを触っていてよく知る人材がリードしていく必要があるのですが、そういった人材は、元々の部署などで大事な役割があったりするのです。
生成AIの活用を進めたい企業と、プライベートで触っているから詳しい従業員となると、その人材に生成AIの活用を社内に広めてもらいたい、と思うのですが、その企業にとっては、その人材は生成AIだけでなく、元々の仕事もちゃんとやって欲しいとも思っています。
となると、その人材の仕事量を増やしてしまう結果となります。
そこで求めるのが、「生成AIに詳しく、業界にも興味がある人材」になる訳です。
前にも別記事で書きましたが、既に企業は「生成AIも出来る人材」を求めています。
理由は上記の通りです。
元から居て、生成AIにも詳しい人材にはリードはしてもらいますが、実際の業務となると、その人材のリソースが足りない為、そのリソースを埋める人材を欲しているのです。
逆に、元から居る人材を、生成AIの事業にまわして、その穴埋めの人材を求人するのは、かなり有能でなければ採用できません。
なにせ、元から居るその生成AIに詳しい人材の「元々やっていた仕事を全て賄える人材」でなければ穴埋めにならないからです。
そういった人材は、かなり高給で募集しても、元々の企業に根付いていることが多く、ほぼ来ることはありません。
逆に、ここ1~2年であっという間に普及してきた生成AIをよく知る人材を求める方が、難易度は低いです。
そんな訳で、「生成AIに詳しく、業界にも興味がある人材」と言うのは、まさにに企業が欲していくと考えられます。
そして、それと同時に企業によるリスキリングも進められるでしょう。
ここまで言えば分かると思いますが、今、生成AIに詳しい人は、正に「企業が『今』求めている人材」になり得る訳です。
そして、企業内でリスキリングが進めば、その人材は不要になっていく可能性も十分にあります。
Hさん風に言えば「今でしょ」ってやつです(もう古い!)
ただ、一応補足の補足をしますと、これはあくまで私が知っている範囲の企業さんの場合ですので、絶対にそうである、と言う訳でない事を付け加えておきます。
ちなみに、中小企業やベンチャーなどで生成AI人材を欲している企業のほとんどは、「会社経営陣」の中に生成AIに興味を強く持っている人が居る場合がかなり多いです。
ただ、そういった企業さんの場合は、わざわざ人材を募集するより、自分で覚えた方が良い、と考えているようなので、その為だけの人材募集はほぼ無い、と考えた方が良いでしょう。
少なくとも、私の知る範囲の企業さんはそんな感じです。

では本日は以上で。
それでは、また。

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