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1回の筋トレに最適な時間はどのくらい?

皆さんは1回の筋トレにどのくらいの時間をかけているでしょうか?

筋トレに30分、有酸素運動に30分と半々でやっている人もいるでしょうし、筋トレに2〜3時間かけているツワモノもいるでしょう。

目的や体力レベルによって違いはあるので、今回はダイエットや筋肥大などのボディメイクを目的に取り組んでいる人の場合を想定して話を進めていきます。

結論から言うと【60分以内】がいいのではないかと思います。

私自身も現在は60分以内で終わるようにしています。

それでも20代中盤くらいまでは、2時間〜3時間行っていました。
多くの人にはおすすめできませんし、そもそも家庭や仕事の状況かそこまで長時間筋トレに時間を割けないという人がほとんどでしょう。

60分以内がおすすめな理由

まずボディメイクが目的の場合、筋肉を効率良くつけることが最も重要になります。

そうなると体内の同化作用がよく働いているうちに終わらせるほうがいいと考えています。

よく勘違いが起こるところなのですが、筋トレ後は筋肉の合成が活発になる同化作用(アナボリック)と分解が活発になってしまう異化作用(カタボリック)が同時に起こっています。

しかし、筋トレが75分以上になると同化作用にとって重要なテストステロンの数値が下がってくるようになります。

それ以上続けてもあまり効率がいいとは言えませんので、75分とは言わず60分以内に必要な負荷をかける努力をするようにいていきましょう。

2〜3時間の筋トレでも筋肉はつく!が…

さきほどお伝えしたとおり、私も20代中盤までは2〜3時間の筋トレをしていました。

もちろん十分な効果はありましたし、量をこなすことが正義だ!と思ってもいました。

75分を大きく上回る時間筋トレをしていても筋肉が十分な発達をして理由を考えてみました。

  • 20代で十分な回復力があった

  • 20代はテストステロンも高い

  • 筋トレ中の栄養補給が十分にされていた

  • 1日の摂取カロリーが高かった

この4つが要因として考えられます。

年令による変化はどうにもなりませんが、3つ目と4つ目の食事やサプリメントはいくつになっても改善や工夫が可能です。

60分以上筋トレしたい、目的を達成するには長時間の筋トレが必須だと言う人はこのあたりを考えればよさそうですね。

若いときに量をこなしてよかった話

私は現在36歳(2023年3月)なのですが、結婚して子供もいるのでこのスタイルの筋トレなのですが、若いときに量をこなして本当に良かったと思っています。

この頃の必要以上の時間をかけてやったことで、筋トレの技術や精度、自分がどのくらいやればケガや不調になるのか、最低限やるべき量を知ることができました。

量質転化という言葉がありますが、絶対量をこなす時期というのは必要だと考えています。

多くの量をこなしたことで、少ない量でも効率のいいやり方にたどり着けたように感じます。

とくにこれから筋トレに挑戦する人は、まずは重量や追い込むことよりも適度な強度で量をこなし事をおすすめします。

年齢や家庭環境、仕事とやプラーベートとのバランスを考えつつ、可能な量をこなしていくことがいいでしょう。

学生や20代独身の男子諸君はあれこれ考えず、基本種目をたくさん行うようにするといいでしょう。

絶対量をこなした人間にしか見えない景色もあるものですよ。

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