秩父「長瀞の紅葉 2022」【四季折々の花、草木】〈名所編 その18〉
人は年齢を重ねるにつれて自然の奥深さに気づき、「花鳥風月」の順に興味を持つようになるのだとか。
いつからか、仕事の取材先や趣味の登山の目的地へ向かう途中に「○○の○○」と呼ばれる花や草木にまつわる名所を見つけると、立ち寄るようになった。
これまでSNSに投稿した全国各地の名所(画像)を、その時季に合わせて紹介していく。
四季折々の花、草木〈名所編〉
その18「長瀞の紅葉 2022」
【撮影日】
令和4年(2022)11月19日
【所在地】
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞
【メモ/雑学】
・埼玉県北西部、秩父郡長瀞町にある荒川中流の峡谷。
・外秩父山地を浸食してできたもので、河岸段丘の一部は平坦な結晶片岩が露出して「岩畳」と呼ばれる。また、対岸の断層の岩壁は「秩父赤壁」ともいわれ、江戸時代の『秩父日記』にも赤壁のことがみえる。
・大正13年(1924)に国の名勝・天然記念物指定された「岩畳」は、地下深くの岩石を地表で観察できることから「地球の窓」といわれている。
・「月の石もみじ公園」は、明治から昭和の俳人・高浜虚子の「ここに我句を留むべき月の石」と書かれた句碑に由来する。
以上
いいなと思ったら応援しよう!
皆様からいただいたサポートは、取材や資料・史料購入など、執筆活動の費用として使わせていただきます。