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BtoCビジネスでSalesforceを利用する時に使う「個人取引先の有効化」とは

こんにちは、濱森俊行(@toshi_hamamori)です😎!
同じSalesforceといえど、BtoBとBtoCのビジネスではそれぞれ若干活用の仕方が変わってきます。特に「個人取引先」をがその筆頭でしょう。
このnoteでは、BtoC向けSalesforceで利用する「個人取引先」のメリットや始め方についてご説明します📝


BtoB向けの取引先と取引先責任者

まず初めに大前提として、SalesforceのSalesCloud(以降Salesforce)はBtoB向けの仕様となってます。取引先で法人の管理を行い、取引先責任者で取引先担当者を管理するためです。では、BtoCの場合はどのように管理するのが良いのか?

BtoCには個人取引先が使える

C向けには「個人取引先」というオブジェクトを設定することができます。
(初期に有効化が必要、目安工数5営業日程度)
「個人取引先=取引先+取引先責任者」というイメージを持って頂ければ。
法人は「1社複数担当」ですが、個人は「(1社)1名」となります。

個人取引先を設定してみよう

個人取引先には有効化が必要になります。
目安の工数は最大5営業日程度です(サポートセンター依頼が発生の為)
手順のポイントは2つです。

①Salesforce側での有効化の設定をする
有効化の設定を進める準備として事前設定が必要になります。
(設定時にエラーが出るので、エラーが出てから必要箇所を対応でOK)

1.取引先オブジェクトに1つのレコードタイプが設定されている状態
2.組織の共有設定、取引先責任者:「親レコードに連動」となっている
3.プロファイルの参照権限が付与されている(取引先-取引先責任者)

事前要件を満たした上で、設定>取引先設定>個人取引先から「カスタマーサポートによる個人取引先の有効化を許可」にチェックを入れます。ここまで来たら手順の50%は終了です。

②Salesforceサポートセンターへの対応依頼
「カスタマーサポートによる個人取引先の有効化を許可」が完了したら、
ヘルプ→サポートを利用→お問い合わせ作成→製品またはテクニカルサポート の手順でサポートセンターへ対応依頼を出します。

サポートセンターは連絡は必要事項を入力の上、
問い合わせ内容記載のところで
「個人取引先の有効化をしたいこと」
「個人取引先は一旦有効にすると無効化できないことには了承してること」

を記載するとスムーズに処理が進みます。後は、サポートセンターの返信に従って対応を進めると有効化が完了します。

最後に

個人取引先を有効化するにはSalesforceのサポートセンターへの対応依頼になるので工数見積りにはくれぐれもご注意を!

ご質問などあればTwitterからDM頂ければお答えします!
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