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4つの同時挑戦 その5・同時進行2つのコツ・・・ 「5分でいいから」他

人から、「4つ同時にやると言っても、時間が無いんじゃないの?」と言われることが多々ある。
一つを一生懸命やっても、なかなか身につかないというのが現実だが、私の場合、4つともある程度できるので、自分なりの2つのコツを使って、1歩づつ前進させている。
それはとてもシンプルなことである。そんな2つのコツを紹介したい。

■コツその1:適当に楽しんで行う。


練習とか勉強というと、「やらなくてはならない」という義務感がでるが、私の場合、練習でも勉強でもなく、「適当に、ちょっと楽しむ」という感覚でおこなっている。
すると気が楽だし、それ自体を楽しむことができる。

■コツその2:「5分でいいから」

自分を行動へと駆り立てる合言葉は「5分でいいから」である。

最低30分やらなくっちゃ・・・と思うと、つい億劫になる。でも5分なら気楽に「じゃぁ、ちょっとやるか」となるからだ。

・ギターは10分

ギターだけは10分というのは、音のチューニングが入るので最初の5分はそれに使う。そしてあと5分あれば1曲は弾ける。だから10分。
現実は「せっかくチューニング(音合わせ)をしたのだから、ついもう1曲、さらにもう1曲となり、じゃあの曲のイントロも・・・となり、楽しくなるので結局30分はすぐ経ってしまう。

そして、いつでも弾きだせるように、壁に取り付けた専用フックに掛けている。毎回ケースに入れると出し入れが面倒だし、時間も取られる。
但し、日焼けしないように、自作の布カバーを造り、上からふわりと掛けている。これなら外すのに3秒で済む。


ギターの保管には、このように吊り下げるのが良いとのこと。

・ハーモニカは5分活用に、もってこい

家にも置いてあるが、車にも一本載せている。駐車場で人を待つ時間など、その気になれば隙間時間は、幾らでもある。
そんなとき、ダッシュボードの中にあるハーモニカを出し、ちょいと吹く。ハーモニカは自分で調律する必要がないので、すぐに演奏が始められる。しかも窓を閉め切っていれば、他の人を気にする必要もなく、自分だけの空間だから気軽に吹ける。

使った後の為に、スプレー式のクリーナーもコンソールボックスに入れて置き、専用の布で拭いてからリヤシートの上に広げておいて置く。そうすると乾くからである。
ハーモニカは、家で吹くより車の中の方が多い。(もちろん走りながらは、やらないが。)

ハーモニカの譜面本も数冊もっているが、最近は譜面を見ることはほとんど無く、耳で覚えたもので、演奏している。
私は、山の歌3曲メドレー、童謡を3メドレー、カントリーウエスタンを3曲メドレーとして自分用に組上げている。
それをその時の気分に合わせて選択し、上手く吹けると「おっ、今日は調子がいいなー」と、体調のバロメーターにもなっている。


愛用の複音ハーモニカ

・ピアノも5分でOKだ

ピアノのハーモニカと同じで、毎回の調律を必要としない。だからすぐに弾き始められる。私のは電子ピアノなので、ヘッドフォンをすれば、夜中でも周りを気にすることなく弾ける。

最初は開きづらかった左手も、徐々に大きく開くようになる。左手は低音部でコードや、それの分散和音を弾くが、右手のメロディー部と同調しだすと、曲らしくなり、楽しさも増してくる。

イメージ写真。
ピアノは猫が踏んでも音は出るのです。
だから人間も、出来ます。


・英語も5分

私の場合、車のキーをひねると、自動的に英語のCDが流れ出す。すると車で移動している時間が、そのまま英語の時間となる。
長文読解や、会話もエンドレスで何回も聴くことになる。すると最初分からなかったこともだんだん耳が慣れて来る。そして分からない言葉は気に留めて置き、目的地に着いた時に、ちょっとテキストで見直す。電子辞書も活用する。

テキストで英語の文化にも触れられる。分野も経済、国際情勢、歴史、文化、食べ物、日常生活、自動車購入、旅行等、多岐にわたっているから、新たなことが分かる。
5分あれば、コーヒーショップに入っても、単語は調べられる。

さらには寝る直前にテキストを見たり、電子辞書で意味を再度調べたりする。

愛用の電子辞書は、もう15年も使っている。
英和、和英はもとより、英英辞典や、
広辞苑よりも詳しい日本語大辞典も入っているので重宝している。

加えて、次の2つもおこなっている。
① パソコンに入ってくる「毎日1分 英字新聞」を読んでいる。日本の新聞には載らない、世界のいろいろな出来事が分かる。和訳は勿論、記事の背景も記されている。しかも無料だからありがたい。

② 日常のメモも、英語で書くようにしている。スペルが分からなくても適当に書いておいて、あとで辞書で調べる。これを繰り返すと手が英語を覚える。手に英語を覚えさせるとも言える。

一日5分でも、1語覚えれば年間で365語覚える。10分で2語とすれば年間730語となる。
そして新しい言葉を知ると、「へぇ~、このように言うのか」と新たな世界に入っていける。これが面白い。

■メンテナンス経費は安い

楽器はメンテナンスが必要になるが、私の場合は、ほとんど費用は掛からない。

ギターの弦は、おおよそ1ヵ月に一度取り替えるが、全自分でおこなう。だから「弦」の代金だけだ。その額およそ1セット1,000円。

生ギター(アコーステックのフォークギター)だから、ぶつけたりしなければ、滅多に壊れない。2本持っているギターは、20年以上、何の修理も必要としなかった。でもさすがに経年劣化する箇所もあるので、その時だけはギターショップに依頼する。
ギターは「おでん」と同じく、使い込むほどに音が沁み込み、良い味を出してくれるように感じる。

ハーモニカは、2年に一回程度、メーカーにオーバーホールに出している。費用は1回3,000円プラス消費税。これに往復の送料が加わるので、合計約4,700円。
自分で行う人もいるとのことだが、ブレードなど傷んだ「その音」のパーツを取り寄せるのは手間がかかりそうなので、自分ではおこなっていない。自分でおこなえばもっと安く上がるだろうなぁー

電子ピアノはメンテナンスフリー。したがってお金は全く掛からない。これは有難い。

英語は、自分の頭と体が道具みたいなものだから、これもお金は掛からない。あえて言えば、電子辞書の乾電池代くらいなものだ。その額1ヵ月約60円。

■まとめ


まぁ、このようにしてお金を掛けずに、「楽しみながら適当」にやっている。私の場合は只それだけだ。
何の世界も面白がってやれば、数年後、気が付いた時にはそれなりに出来るようになっている。
だって、それらが出来れば、楽しいじゃないか。

#アコギ #ハーモニカ #ピアノ #英語 #楽しみ

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