空に向かって・・・立川飛行場から太平洋横断へ
「空に向かって・・・昔、東京の立川は首都空港だった」。
少年が手に飛行機を持ち、今まさに空に向かって離さんとして「自由に羽ばたいてみたい心」を現わしている。そんなモニュメントが立川駅前に建っている。
確かに立川エリアは、昔、飛行機のメッカだった。
1937年(昭和12年)にフランスのパリを目指して飛び立った神風号の出発は、この立川からだった。
さらには1931年(昭和6年)、人類初の太平洋無着陸横断飛行に飛び立った真っ赤な機体のミス・ビードル号は、この立川で入念な機体整備