見出し画像

愛車

私達夫婦の愛車は『ジムニー』です。
1台ではなく、2台あります。
自分もジムニー、妻もジムニーです。

まわりから、
『2台ともジムニーで不便じゃない?』と聞かれるのですが、日常二人しか乗らないので不便を感じたことはありません。

7年程前から、
子供達も一人ずつ独立してきた頃で、
自家用に大きな車が不要になり、
自分達二人なら小さな車でいいだろうと。
車関係の仕事柄か?
車にコダワリが無いのと、
昨今の高齢者による交通事故を見て思うのは、
自分自身の『運転の潮時』を考えなくてはならないな・・・と。

北海道の田舎に住んでいると車は必需品。
一家に2台、3台は当たり前。
なにせ交通機関が発達していないので、
何処へ行くにも自家用車での移動となります。
その事が高齢になっても自動車を運転せざるを得ない環境を作ってしまいます。
先日もある地域の鉄路一部が廃線となり、ローカルエリアでの交通網が更に無くなってきています。
バス運行に代替されてはいるものの、
冬の猛吹雪などでは鉄道さえも運休することがあるのに、車ではもう移動ができません。
その様な地域性が高齢者へ運転を促してしまっている事も事実でしょうね。

仕事で営業的な業務の為、
毎月の営業車の走行距離は3000km前後になります。
(3月は4000Kmを超えていた)
北海道の人は距離感がバグってるなどと言われますが、
その通りだと思います(笑)
(3000Km走行は走りすぎだけど)

そんな色々な事を余計なことまで考えがちな自分は、
『車人生の最後にはジムニーに乗りたい!』と言う小さな夢を今実現しているところです。
挙句には『私もジムニーに乗ってみたい!』と妻も今やジムニストです。
自身が健康なうちはジムニーとの生活です。

妻は6年前に買って、度々の故障を経て7年間同じジムニーなのですが、
(平成16年式のジムニー)
僕は5年前に買ったジムニー(平成10年式)が、
昨年エンジントラブルを起こし、色々検討したものの、
古い車と言うことで修理におよそ60~70万円はかかる見積・・・汗
当時購入したタイミングがとっても良く、
その後ジムニーの中古価格が高騰し(激的に)、
もう一度同じ極上のジムニーと思い調べてみたときには、
購入時の3倍近くしていました。
純正部品もすでに無くなりつつあり、
仕方なく諦め、廃車に。
そして現在は・・・モデルを変えまたジムニーに乗っています。笑

ちょうど登山を始めたこともあり、
ハイカーには似合う車だな・・・と思っていたものの、
古い車と言うこと、登山道は急登。
軽自動車のジムニーは常に悲鳴をあげています。
多々トラブルを2台交互に抱えながらもお金の続く限りは乗りたい相棒です。


春になり暖かくなってくると北海道でも夏タイヤへの交換が始まります。
ちょうどゴールデンウィークが行楽シーズンのスタート的な時で、
普段交通量の少ないエリアでも車が連なり走って行きます。
私達夫婦も車中泊とキャンプなどで連休を過ごします。
あてもなく走りながら山を見つけては登ったり、
観光地で過ごしたりとジムニーと共に北海道を満喫します。

車中泊ですが1台のジムニーで夫婦眠っています。
これもまた驚かれるのですが、決して快適ではないものの、
『与えられたモノで考え、実現させる』のが自分の考え。
荷物が邪魔になったり、天井が低かったり快適に眠る事は難しいですが、
1~2日程度なら何とかなるものです。
そして疲れたらキャンプ場でも宿でも探せば良いか・・・と。

気ままなジムニーとの旅は面白いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?