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タイ移住 1年で考えた事



激動の1年が経過

過去記事で書きましたが タイ移住して1年が経過しました。

犬を連れての渡航準備から、妻の病気発覚
移住後の自身の不摂生による大病 手術 入院。
それを要因とする妻との死別。
ビザ関係の手続き等

1年で日本で仕事をしていた時の何年分も自分の為に動かなければならない状況に身を置く事になりました。

今現在 妻の急逝に関係する動き
切り替えたVISAに関連する動き
移住後にもらい始めた年金関係の動き
コンドミニアム引っ越しに伴う動き
全てが1段落して、日本で在職中は経験できなかった事ばかりでしたが、
「なんとか1年過ぎたんだな〜」
と言う気分が正直なところです。


地元の超ローカルソンクラーン



年金暮らし 基本的に暇です!


タイに来てから年金の受給申請をして、年金生活になりました。

基本 今の処収入は年金のみで生活して居ますので、仕事はしていません。「平均よりちょっと少ない位の額ですがタイなら大丈夫みたいです。」

したがって、通常の生活としては
基本的に暇です!

仕事しないで犬と自分の面倒見てるだけなのだから当たり前です。

それに加えて、妻が健在なら話し相手も居るし、一緒に出かける事も出来ますが、1人になってしまい、一緒に居るのは
留守番の出来ない犬だけ
と言う
「普通の一人暮らしよりもっと動き難い」
状態になってしまいました!

留守番出来ないヤツ!



サクラ(犬)を連れて行かないと外出できないのです!(留守番が出来ません。分離不安症かな?)

但しサクラのおかげで散歩に行かなければいけないので、1日2回は外に出る事になります。

サクラ(犬)が居なかったら本当に
「外に出なかった日」
なんて言うのが 週に何日もある様になってしまったかもしれません。

これからする事


これから して行かなければならない事を考えてみます。

①    サクラが留守番できる様にトレーニングをする。

現状 サクラを置いてドアを閉めると 3秒で叫び始めます 大げさでなく(叫ぶ!)のです。 
日本に居た時はサクラは孤独では無かったので(ほぼ複数飼育でした。)妻が亡くなった事も要因の1つであると思いますが、このままでは困るので、トレーニングしなければなりません!

②    タイ語タイ文字の勉強をする。

実はタイに移住した頃からタイ語に関してはYoutubeとか子供用の教材とかでボチボチですが勉強していました。
妻が教師だと余りに厳しすぎて楽しくないので、親戚達に教わったりしていました。
妻の死後 感情的にちょっと投げやりになってしまっていた時期があって やらなくなってしまいました。
暇だと言ってるのなら 勉強しないのは反則でしょう。

③    生活の予定表を作る。

日本に居た時は出来るだけ避けてきた考え方ですが、タイで年金生活して暇だと
明日でい~んじゃネ?
って言う考えが直ぐに頭に浮かぶ様になってしまいました。
基本的に時間があるので 明日でも良い場合が殆どなのですが、予定をたてて その通りに動ければ手続き等も忘れる事は無いですよね。(実際忘れた事は無いですが)
但し仕事をしていた時の様な時間に追われた窮屈な状態はゴメンなので、
予定に縛られない程度にウント緩くして実行して行ってみようかな?と思います。

時間潰し


今現在の日課は

朝夕のサクラの散歩

3日に一度位の買い物(主に食料品)
歩いていけるコンビニ🏪か街に出るか?

犬連れで利用できる交通機関が限られてくるので
「自転車でも買おうかな〜?」
とも考えています。

こちらでも車運転するかと思って国際免許証もとったのですが
「実際 無くてもイイや~」
って感じですね。
タクシーとかモタサイ(バイクタクシー)とかも使ってますが
基本的にタイはそのへん非常に安いので、車を持つ経費を考えた場合、
「無くてもイイや~」
になりますね。

やはり3日に一度位の洗濯 

随時 部屋掃除 等しかやることは無く

1人分の洗濯とか食器洗いなんて 始めたらすぐ終わってしまいます。

よって基本的に暇な状態が出来上がります。

アニメの主人公達が理解不能に!


後はゴロゴロしながらTVで映画(日本語)
見たりしてます😊
日本映画殆ど見られるので アニメとかまで見てますが そこで感じた事は

「ジジィになると若者が理解出来ない!

と言う事実です。 若い人から見れば当たり前なのかもしれませんが その事に

日本で仕事をしている時は気付けなかった!

と言う事実でした。

アニメに登場する主人公達は
何故 直ぐにパニックになるのか?
何故 いつまでも逃げるのか?
何故 決められないのか?(迷うのか?)
何故 直ぐに行動出来ないのか?

この辺が私の脳では理解出来なかったのです!
特に男の子の主人公達!

少年達はいつも悩み苦しみます。

対して 登場するオジサン達は10人に1人位しか良い人が居ません。
一般に太った系のオヤジは財力と権力の上に胡座をかいた 典型的な醜い大人の姿で描かれ、
スレンダーなタイプのオジサン達は 概して知力が高く主人公達(いいモノ系)は必ず騙される事になっている様です。
場合によっては肉親も同じ様に描かれている事も多いですね。(権力系でプライドを守る事だけが何よりも重要な人間として)

柔軟さに欠けた年寄硬直脳



ここから先はアニメを見て私が感じた個人的な感想ですから こんなふうに感じてしまう人も居るんだと言う理解の上でお読み下さい。

主人公達は大抵若者なので、将来の選択肢が沢山有ります。
要するに 輝かしい未来がある
可能性に溢れた存在」
な訳です。

更に愚かでアホな行いをしてどれだけ周りの人達に迷惑をかけても最終的には結果オーライになると言う最強の運命を持っています。

一方 私位の年齢になってくると 選択肢がどんどん減ってゆき
(つまりは出来ない事が増えてゆき)
 迷う程選択肢が無い!
「可能性が枯渇してしまった存在」
になっているのです。

選択肢が少ないから
「どうしよう😵‍💫どうしよう😵‍💫?」
とパニックにもならないし 
残された時間にも限りがあるので逃げたりしないし(逃げてる時間なんか無いんです!)
直ぐに答えを選べるし(選択肢が無いんだからね!) 
実行するとどうなるかわかっているから
勇気なんか無くても行動を起こす事が出来るのです。

余りこの辺の事に自分の偏った意見を書くと、アニメとかの口コミ書いてる人達って
私なんかより何倍も考えて見てるようなので (私は超お気楽にエンタメとして見てます!)そうじゃね~よ!って怒られそうですが、あくまで私個人の感想なのであしからず!

要するに私の感じた事は、
会社で仕事をして上司として部下の上に立っていた在職中は部下の考えを傲慢にも理解しているつもりになっていたのですが 実際には現実よりもずっと解りやすく具体的に表現されたアニメの主人公達の気持ちさえ理解出来ない程
年寄りの硬直脳
の持ち主になってしまっていたと言う事に
退職してから今頃やっと気付いたと言う事でした。

在職中に気づくべきだった事に退職してから気付いたと言う事です。
在職中に私が判っていれば、部下達にももっと理解されたのでしょうね〜。

仕事と時間に追われて余裕の無い人生を送っている状態って心まで貧しくなってしまっているのかも知れませんね。
財力とは関係無しに。
その事に気付けない程に。

今更だけどね!

勝手な事言ってますが、これからは出来るだけ柔らかい脳になる様に気をつけて行こうと思います。

アニメ見なかったら多分気付けなかった事かもね!

ここに転がってTV見たかったんだけどサクラに取られた










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