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太極拳始めました①

誰しも20~30代の時は、仕事で長時間労働など多少無理をしても身体的異常はあまり感じなかったものです。しかし最近は、毎年の健康診断結果で再検査が出始めると、健康の大切さが身に染みるようになってきました。

私も20〜30代の頃は、10時間労働や夜中の2時頃まで仕事の資料作成をして睡眠時間も4~5時間が当たり前でした。健康とは程遠い生活習慣を送っていたような気がします。

生活習慣病が気になる年頃になり、普段の生活を見直し始めています。

そこで、今回は健康的な生活習慣に役立ちそうと思い、始めた「太極拳教室」について書いてみようと思います。

太極拳を始めて感じたこと


太極拳は心地よい
  • 体幹トレーニングになる。

  • 特に下半身が鍛えられる。(歳を取ってからの転倒防止になる)

  • いつでも、どこでも、だれでも(年齢に関係なく)できる。

太極拳を習うキッカケ

フリーになってからは国民健康保険に切り替えて、地方自治体からの健康診断の案内が来るようになりました。その中に、「健康教室」の案内も同封されています。その中の一つに「太極拳教室」がありました。

特に興味があった訳でもないのですが、「全身運動をしながら身体と心を整えることができるやさしい健康法です。」「参加費無料」の文言に心打たれて申し込みをしてしまいました。

太極拳教室に通う

教室の場所は、市民保健センターの多目的教室で始まりました。最初は体の状態のチェックということで、血圧から体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝レベルなど体型測定なるものをします。

今回の「太極拳教室」は、全10回でおよそ4ヶ月通うことになります。服装は動きやすジャージなどでOK。持ってくるものは、タオル、水やお茶(水分補給用)などです。手軽に始められそうで「いいな~」と感じました。

まずは簡単な準備運動から始めます。「スワイショウ」と呼ばれる両腕を左右にふり上半身を左右にまわす運動をしました。その他、ストレッチ、体をさすってリンパの流れを良くするような運動など30分程でからだをほぐします。その他、中国の健康体操のような「八段錦(はちだんきん、または、はちだんにしき)」と呼ばれる身体をほぐす体操のようなものがあります。それを、準備運動の中に取り入れながら身体全体を緩めていきます。

「スワイショウ」

太極拳の基本は「虚実分明」

準備体操の段階から身体の力を抜くことを教わります。「身体をゆるめる」という表現をされるのですが、はじめての間もない状況ではわかりずらいものです。先生曰く「最初はわかりずらいかもしれませんが、太極拳では力を入れてるところ=(実)と抜くところ=(虚)をハッキリさせていきます。」とのこと。後で説明があったのですが、「虚実分明(きょじつぶんめい)」と言うらしいです。

最初は基本の「立ち方」=起勢(チーシー)を教わります。腰骨の大腿骨と膝をゆるめて、足は肩幅に開き、足先と膝は正面を向きます。

呼吸は「自然呼吸」で鼻から吸って、鼻からゆっくりと吐きます。慣れてきたら腹式呼吸ができたら良いらしいです。

次に「歩法」=弓歩(ゴンブー)は太極拳の基本的な歩き方になります。腰を落とし片方の膝を曲げ、もう片方の脚を伸ばした形です。力の入れ方が、前述の「虚実分明」の考え方でみんな苦戦するところです。最初はこの呼吸法、立ち方、歩法を繰り返し練習することになります。

今回はここまで「太極拳教室」の受講体験談の初回を紹介しました。続きは次回に投稿します。最後まで読んでいただきありがとうございます。


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