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オッサンフリーランス生活を月並みに振り返ることとします

会社を辞めてフリーランスになり、1年経ちました。どうだったかなー。
ホント自分のための備忘録にしかならないと思うわ。こーいうの。。

・自由だけどやっぱりキワに立っているような不安定さはある
 フリーなので自由に出張したり、コロナに気を付けながら制約の少ない仕事時間は楽しめたかな。一方で、お声がけ頂いた仕事を断るという勇気も持てず、全てお受けした1年でした。途中からパツパツで「受けるとしても1週間で10時間が限界」という状況。深夜と土日で対応する習慣になり、まあ昔の働き方に戻しただけ、と思えばどうってことはないのですが、風邪とか、それこそコロナとか、体調を崩せない。(滅多に風邪引かないタイプではありますが・・)ましてや何かの怪我や体調不良で戦線離脱すると一気に信頼を失い、後が無くなるであろう、という感覚は強く感じました。就労不能保険は限度額MAXで加入しちゃったり、次の日に影響しそうな深めの飲みは避けたり。

・収入は今のところ大丈夫
 セーフティネットがある特殊な退職制度のお陰です。個人事業主としても仕事を受けられるので、ありがたや~

・社会貢献度合いはトントンか、減った
 今これで少し悩んでいて、組織やチームの中にいないし、率いてもいないから一人でやることの限界を早々に感じるわけで。。でも個人として色んな企業や色んなプロジェクトに関わらせて頂いている中では、それぞれに少しずつ貢献はしているんじゃないかな、とポジティブに考えてみるものの。。ちょっと難しいですね。どう自分の中で落とし前を付けたらいいのかな。

・新しいことはちょいちょい体験
 今はコンサルという職なので、マーケティングやデジタルやデータサイエンス、組織課題のアドバイスとか、自分の経験値とその会社やプロジェクトの事業から自分にできることをやるって感じなので普段の仕事に目新しさはあんまりないです。けど、仕事で関わることがあってエネルギーのことやカーボンニュートラルのことを勉強したり、コネクティッドTVとか、プライバシーのこととか、自分の軸の周辺領域で専門性の広がりはできたかな、と。とはいえ、ガラッと変わったわけじゃないしなー。これでよかったのかどうかはこれからかなあ、と思いますし、点と点が結び付くような感覚は体感値として少しはあるので、それに期待。

・自分から進んで何かをしたい!という感じは相も変わらず、ない
 退職制度のキーワードはライフシフトなわけだけど、やりたいことがあったりするとシフトもしやすいんだろうなあ、すごいよなあ、と一緒に会社を辞めた先輩たちを見ていて思います。私はそれほど強い想いが自分の中でなく、何か積極的に自ら仕掛けて動く、という情動がですね、ほぼゼロ。強いていうと、ずっとボランティア的に続けてきたデータサイエンティスト協会の色んな活動には変わらずコミットしているけど。年末の忘年会的な協会の集まりで、「協会の活動をずっと続けられている秘訣は何?」って聞かれたのですが、うまく答えられなかった。なんでだろう、でも、やめたいとは思っていないし、それなりに社会的に大事なことだろうから、続けた方がよい気がする。で、そういう状態のことを客観的に評価すると、たぶん「好きなこと」なのだろうと思いますが、自分の中ではそれほど肯定的な感じもなく、ずっとジョギングを続けていたりするのと近い感じ。ま、それでメシが食えているうちはそれでいいんじゃないかとは思います。

そんな1年の感想です。個人事業主だから確定申告が面倒とか、健康保険とか、些末なこともありますが、まあ自分で選択したことだし。来年はもう少し社会貢献のカタチを自分なりに模索してみようと思います。いいオッサンだし。


 

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