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#065|沈んでいる習慣にアプローチする

昨晩の「振り返り会」で、「午前中に習慣化したい行動すべてに1分間以上着手する」と宣言した効果で、今日は朝から新しいルーティンに組み替えて動けた。「皆の前で行動を宣言する」効果は絶大だ。note365日連続投稿チャレンジ65日目。

"底に沈んでいる習慣"を掬い上げる

私たちはついつい表面にあらわれている「行動」的な習慣に目が行きがちだが、表に出てこない習慣を変えてこそインパクトがある。

自分の普段の意識では気付かないタイプの習慣とは、自分の意識の底に沈んでいるようなもので、しかし底からずっと自分に影響を与え続けてくる。

わかりやすいイメージだと、トラウマ的な作用というか。無意識にあること、思うこと、感じることが、判断の諸々に影響し、行動習慣を作っている。「底に沈む」と表現したものの深度はグラデーションなので、自分で解決不能なものから可能なものまで色々ある。

習慣をいじるための視点をXとY軸で表すと、「自分がいつもやっている行動」あるいは「やりたい行動」が、1日全体を通したどんな流れの中でどういう行動順序によって起こっているのか、といったタスク間の相互作用を探す意識を持つことをX項目とすると、Y軸ではその行動がどんな思いや意識の影響から起こっているのかを見ていくという感じで「底」に潜っていく。

表面的に行動をいじってもすぐに戻ってしまう理由はこのY軸を見逃しているからと言えるだろう。逆に表面的な行動をいじってしまうことで底に沈む習慣も変えてしまうことができる可能性があるのがインパクトの大きな変化である、引っ越しとか付き合う人を変える、などになる。

しかし「底に沈んだもの」に手を付けなければ、表面的な形を変えた再生産を続けることになりかねない。いくらビールからワイン、ワインからウイスキー、など変えても、そもそもお酒をやめることが課題なのに、という感じだ。

「私の底に沈んでいる習慣はなにか?何に対してどういうことを思っているから、"そういうこと"をしているのだろうか?」
逆に、「"そういうこと"をするためにはどんな習慣を底に敷くとよさそうか?」こういった視点でアプローチしていく。

習慣を変えていくということは人生を変えていくということで、自分を解体して再構築するような作業だ(小さな習慣チェンジならそんな大げさではない)。解体できる部分が多いほどダイナミックな変化ができる。自分が望まず自分を縛っているところは全て解体して再構築していきたい。


✑40分|1000文字

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