見出し画像

#067|「多面指し」の練習を始める

来月京都に行く予定が確定した。楽しみだが、昨年9月の京都でコロナにかかって数週間にわたり苦しんだ思い出が蘇ってきて複雑な気分に…。今回のスキマ時間では、異次元のクリームパンを作っていると噂のお店と、カフェラテが圧倒的にレベチと聞いた2店舗に新規で伺う。あ、やっぱ楽しみだな。note365日連続投稿チャレンジ67日目。

プロジェクト達成スキル「多面指し」

「取り組むプロジェクトには毎日少しずつ手を付け、自然なペースでクリアまでやり抜く」という方法(通称:多面指し)を推奨する「タスクシュート」をバリバリにプッシュしながらも、私はこうした仕方でプロジェクトを進めて完成までやり抜くのが苦手だ。

次から次にやりたいことが出てきて一定期間に渡る効果的な集中を保てず、様々なことに手を付けまわってしまうのは私がADHDだからだという言い訳をぶちかましながら、手を付けたものの熱中ができないプロジェクトは日々のルーチンタスクリストから消滅していく。

そうして消滅していくタスクというのはプライベートなものであり、仕事として期限がハッキリあるわけではないためにそのような扱いになっていくのだが、しかし期限があって仕事的に人と関わっているものであっても、その仕方が難しいことに変わりない。

この方法が向いているのはたとえばウェルスダイナミクスで言えばスチールやテンポタイプの人ではないかとも思う。ブレイズタイプの私には扱い難い代物なのかもしれない。

しかし、プライベートと仕事の境目がなくなり続けているこの時代、ますますこのタスクシュート的なアプローチは有効に働くことに疑いはなく、私もこの方法に習熟したいという思いが強くなってきた。


期間を決めて集中的に取り組み、完成させる

プロジェクト実行における「多面指し」は、関わる複数のプロジェクトを毎日少しずつ進めていき、無理なく達成する方法だ。しかし私の場合、「取り組みたいプロジェクト」が多すぎるため機能不全に陥っている。いくらこの方法が優秀でも、仮に1日1分しかしなかった場合はそのプロジェクトが達成されるのは10年後かもしれない。これでは意味がない。

そもそもの取捨選択として、jMatsuzaki氏は目の前にあることにフォーカスすることを推奨する。自分のやりたいタスクでなく、自分に期待してくれている人がいるタスクに全コミットすること。これは非常にわかりやすい選択基準で、私もとてもいいなと感じる。

とはいえ、自分のやりたいことが捨て難いケースもある。こういう時はもう各個撃破していくしかない。ここが今の私は甘い。新しい習慣が必要だ。

直近でやりたいことを書き出し、絶対にやりたいことを残しあとのものに斜線を引く。どれにするかをロジカルに考えても残しきれない場合は直感で決める。ただの優先順位なので、捨てたものが一生できない、ということはない。気軽に考える。

そして、決めたものにたとえば1週間だけ取り組むということを決める。決めた間は新しいプロジェクトには手を付けない。これは期間単位プロジェクトをクローズド化するイメージだ。

こうして決めたプロジェクトは現実的に3~5つになる。これに対して多面指しを回す。これできちんと機能させられるのではないかなと期待している。今日からスタート。ふりかえりルームで経過をシェアする。


まとめ

①関わっているプロジェクト、直近でやりたいプロジェクトをA4用紙に書き出す。
②任意の期間を決め、その間に必ずやる必要があることと、絶対にやりたいことを選び、残りのタスクやプロジェクトには斜線を引く。
③選んだプロジェクト以外は絶対手を付けないことを思い出せるようにする(ノートに書いておくとか待受にするなど)
④「選んだプロジェクトのみ」という狭めた範囲に対して「多面指し」を実行する。

※なお多面指しの詳細は割愛。かんたんにいうと「毎日少しずつプロジェクトに関わるタスクを進めることと、その日進めた内容と次にやる一手をノートに残して翌日にすぐとりかかれるようにする」というやり方。

※この話、こうしてテキストに起こしてみるとなんの変哲もないことで、なんでわざわざ書いたのかわからなくなるが、油断するとついプロジェクト"無限個"のような様相を見せることを戒めたいという点からだ。

「多面指し」とはそもそも期限の区切られた中で発動させる方法のため、ここで書いたことは全て「当たり前」のことなんだけど、私のように多くの時間を自分のペースで生活できてしまう自営業者かつADHDタイプの人間は、わざわざこうして取り組むものに意識的に「期限を決めて」としなければついなんでもかんでも手を出して色んなものが完成せずにやり残しになってしまう。俯瞰的に見ての優先順位を判断することが壊滅的に下手くそなのだ。今日から始めたことは、多面指しの練習、というよりも「優先順位を決めて守る練習」だと言うこともできそうだ。

※昨日の記事で「やることをもっともっと増やしていきたい」と書いたが、それとこれは矛盾しない。増やしながらもこなしていくためには、このスキルの習熟が必須になる。


✑2100文字|64分
※未だに全然30分で書き終われないしね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?