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008 | 習慣を替える時には無駄を歓迎する

note365日連続投稿チャレンジ8日目。

私は「既存の習慣を新しいものに変えようとすると、一定期間は非合理的な謎の行動を取る」というパターンがある。

これは誰にでもあることなのか?に興味があるので、コメントや記事などいただけると嬉しい。

珈琲やめました

最近、愛してやまない珈琲を飲むのをやめた。

深煎りの豆が好みで、たまに猛烈に浅いのが飲みたくなる時があり、そして毎回同じだとつまらないので味変もほしく、家に3種類以上の豆のストックがある時には特別な幸せを感じる人間だった。

だいたい3杯飲む毎日で、一杯を淹れるのに13分、その後飲みながらの休憩に27分、というのが平均的な使用時間。それが1日3回あったので、合計120分を贅沢に使っていたことになる。

やめた理由の1番はその時間を仕事に使う必要に差し迫られたためだが、珈琲をやめて空いた時間にまるまるスポッとこの365日チャレンジのnoteを書く120分が入ってきているという、こういう偶然は面白い。

せっかくなのでこの機会で「珈琲をやめたら体にどんな影響があるか」を観察したい。一般的に「体にいい」と言われる珈琲だが、摂るのをやめた方が集中力や回復力が上がった、という声もある。

私はこの3年くらいは毎日飲んでいたと思うので、3ヶ月ほどはやめてみてどんな影響があるかを見るのも楽しみだ。


自分のエネルギーの動きを知る

珈琲は「毎日の習慣」だったので、いきなりそれを抜くと生活に違和感が生まれる。その違和感を紛らわせるための代替的な行動として、今回はなぜか「ミスドを買いに行き、持ち帰って食べる」という新習慣が生まれた。

仕事時間に当てるために珈琲をやめたのに、それで空いた時間にわざわざミスドを買いに行って食べ始めるというの謎の行動。しかもドーナツなんてまさに「お供の珈琲」がほしくなる食べ物なのに、なぜか珈琲を我慢しドーナツだけを食べる。

一見無駄であり、批判したくなるアクションだ。

しかし「ずっと行っていた習慣」を変える際、特に「より建設的なものに」変えようとした時は、ほぼ必ずこういう無駄な行動が起こる。※私の場合

素直にA→Bに行きたいのに、スパッとは切り替えられない。A→X→Bという経路を辿って目標の習慣に落ち着いて行くのがパターンだ。習慣は一旦めちゃくちゃにぶっ壊さないと組変わらないのかもしれない。

これはAをやめることで生まれるストレスエネルギーを、いったんXを挟むことで消化しながら発生自体を薄れさせつつBに変えていくという動きだ。
Xの行動を取った時にそれを責めたり、さらにXをやめようとするとおかしくなる。Bにたどり着けず、またAに戻ったりするので、Xを行う自分を遠いところから見つめる感じがいい。そのままそのX行動が新しい習慣化するとまずいのだけど、私の場合はそのハンドリングはできる。

コツは「完了までにある程度のカオスな期間を設けておく」ことで、今日始めたからといっていきなりAをBにしようとするとなかなかうまくいかないケースがあると知っておくこと。そうすると事前に達成期間に余裕をもたせられる。

今回は「自分の取説」的な話だったが、既存の習慣を取り替えるのがニガテな人にはもしかすると参考になるかもしれない。


✑60分|1342文字

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