はじめてのスマホ投稿|#659D

毎日投稿659日目。いつもPCで書いているこのnoteだが、今日は初めて「iPhoneで書く」ということにチャレンジしている。PCを持っていない状況で時間ができたためだ。

さっそくものすごい違和感があるが、ここに違和感が生まれるというのはなんとも不思議な気がする。

なぜなら、ふだんiPhoneでは文字を書かないというのならわかるが、私はiPhoneでもさまざまなメモを取り、かなり多くの文字を毎日書いているし、Xの投稿や人とのメッセージのやりとりなども当然iPhoneでやっている。

なのに「noteを書こう」と思うとめっちゃ気持ち悪く、というか「iPhoneなんかで書けねえよ」という思いが浮かぶ。過去にも試そうとしたことは何度もあったが一度も書き切ったことはなかった。

なぜiPhoneで書けないと思うのだろう?

1つは、長文を書くのならiPhoneのフリック入力は非効率だと思うためだ。まさにタイパがわるいというヤツで、パソコンが使える時に一気にやろうよ、と思う。

2つめ、それよりも気になるのが脳みその状態だ。「アウトプットモード」みたいなものに、iPhoneだと入れないこと。これがデカい気がする。

そこに入ろうとすることそのものが、とってもめんどくさい。頭を切り替えようとすると水の中で動くような重さ。家にいるのに化粧しようとしてるような気分にもなる。化粧をしたことはないのだけど。

それでも、これだって単なる長年の習慣であって、ここを変えてみればまた新しい発見や生産性を手に入れられるかもしれないよな。

生まれた時からスマホがある若者なんてパソコン使ってないしね。パソコンがないと仕事ができないだなんて、古臭いことを思うのは今日でやめよう。

noteは仕事ではないが、しかし仕事もそうなのよ。私は仕事関係のやりとりは、パソコンでなければほとんどしない。したくない、と感じる。

あーなるほどわかった。おそらく私は、一定以上の緊張感があるもの、慎重さを要するもの、負荷のかかる作業、というものはスマホでしたくない。

それ自体はいいけど、だから逆にスマホしかない環境ではそれ系に手をつけられない、というのはもったいなくないか?

この気づきを踏まえてどうしたいか?と考えると、その「緊張感」をなくしたいなと思う。

制限というのはあるほど不自由だ。逆に制限があるからこそクリエイティブにもなる。この悪い意味の制限がかかり、いい意味の制限を失っている状態が、スマホでnoteを書けない、仕事のやりとりができない、というものだと感じる。なのでこの制限は今日で取っ払ってしまおう。

PCの方がクオリティが上がるからPCで、というのはわかるが、ただの昔からの習慣や緊張感などによって「PCでやりたい(PCでないとできない)」というような、変な思い込み、心の癖というのはなくしてしまおう。古くさい固定観念は捨ててもっと身軽になっていきたい。

脳の中にある変な「仕切り」みたいなのを取っ払って、スマホでもっとなんでもできるようにする。頭がぐちゃぐちゃになるが、これも楽しむ。

よし。このnoteを投稿したら、次はさっそく、夜PCを開いてから返そうと思っていた仕事関係の返信をこのままスマホでやってみる。

今までやったことのない新しい行動ができることはとても喜ばしい。地味な行動の変化が新しい現実を作っていく。初めてのスマホ投稿をした日ということでプチ記念日のような日になって、今日も100点満点だな。

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