変化への反発が起こった時はペースかステージを落とせばいい|#581S

自分を一気に変えようとすると反発が生まれる。(自分に限らずなんでも)

反発が来てもそれを乗り越える用意までしていれば強行突破できる場合もある。その場合の用意というのは環境をまるまる変えるくらいのものが必要だ。

たとえばいきなり断食3日やろうとすると、逆に2日目にはお菓子を爆食いしたりという大反発が起こったりする。しかし断食道場三泊四日コースなどに入っておけばやれる可能性は高まる。たぶんそれでも帰ってきたら爆食いの可能性があるため2,3ヶ月くらいの目線で停滞や戻りを踏まえて見ておくことだ。

昨日のnoteに書いた出来事から自分の生活の取り組みを一気に変えようとして、本日は大反発が起きてしまった。やりすぎたというか、心に圧をかけすぎてしまった形だ。笑ってしまうほどに不器用でアホだなあと思う。

力んでもなんにもならない。肩の力は抜いて、少しずつだ。

大きな変化に取り組むこと自体はいいことだ。しかし無理くり一気にやってしまおうとするのは問題だ。変化をじっくり待てないのなら、そこには何か大きな引っ掛かりがあるのだなと解釈する。そうしてまた自己を見つめてみる。


やっぱり「全部自分のせい」だと認めることがくやしいんだねと。「そんなことまで俺のせいかよ」と言いたい気持ちがある。さらに、それを認めた場合に生まれる、悪い意味での自責の種になるたくさんの素材との戦いが起こっていて苦しいのだ。

そのくやしさの方は、ひたすら前進のエネルギーに変えればいい。くやしがるなとは思わない。そりゃーくやしい。そう思ってこそリアル。でもくやしいから見ないようにするとか逆にやらないようにしてしまっては、それで行動を止めてしまっては、せっかくの機会が台無しになってしまう。正念場だ。

また、悪い意味での自責の種はすべて理由問わず捨ててしまおう。なにひとつ自分を責める必要はないのだ。正しい意味の「自分のせい」という態度はひたすら「前向き」で力が湧き出るものだ。もしその「全部自分のせい」という言葉が気持ちを後ろ向きにさせるなら、それはただ「他責思考が自分に向いただけ」であり、本質は変わっていないことになる。

そうして自分に無理をさせない程度のペースに落として進んでいこう。


そう考えても調子が出ないのなら、このことは一旦忘れて、調子がよかった時の状態に、今回なら「全部自分のせい」だなんて考えていなかった状態に戻って、普通に行動した方がいい。上級コースに立ち向かおうとしても足が出なくなるなら、中級コースに戻って進めるということだ。

こういった一歩進んで二歩下がる的な、この歩みこそがもっとも人によくある「リアル」だと思う。こうした動きの全体をまるっと視野に入れて記録していけば、姿勢を整えたらまた上級にトライすることも可能だし、自分にやさしくすることもできる。そんなふうに、向かいたいところに一直線に進むのではなく、うろうろしながら進んでいくのが自然だ。

目標を決めたら脇目も振らず障害物はすべて抹殺して爆進するだとか、逆に挫折したら全部手放すとか、もう何も見ないことにするとか、やっぱり自分はダメだと考えるとか。そういった急激で不自然なことはやめて、現実的で自分の身の丈に沿った仕方をちゃんと見る。

心の中に大きな空間を作って、余裕を持ちつつ進んでいきましょう俺。

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