#223C|親子のクオリティタイム(亜種)

今日は筆が進まずに苦戦した。書きたいことをどう書けばいいのか出てこず。ひーひー言いながらなんとか。note365日連続投稿チャレンジ223日目。

平和で幸せな30分だった

一昨日に三重から岡山に移動した。明後日から愛媛に行く。来月は奈良。再来月は東京の予定がある。多拠点的、多動的な生活の中で、岡山には実家があり、両親が暮らしている。

今日、母が夕食を作っている台所で、私はパンを焼き珈琲を用意したあと、何気なくそのまま座ってテレビを見つつ、ポツポツと会話をして過ごした。

これが私にとってはとてもめずらしいことだった。母とは会話をしないとか仲が悪いとかではないが、いつもならすぐに仕事部屋に行くし、他愛もない会話のキャッチボールをすることはない。

普段の母との会話の内訳は、母から一方的な話題を聞いているのが7割、なんらかの質問や確認事項のやりとりが2.5割、会話のキャッチボールのような雑談をするのは0.5割くらいだ。

どういう風の吹き回しだ。と自分で思いながら、テレビの話題にコメントしつつ、なごやかに母と話した30分が、ふりかえってみるととても平和で幸福な30分だったように思えた。

「人はこのようなひとときを過ごすために仕事をがんばって生活を成り立たせているのでは」とか「こういう感覚で過ごすことを余暇というのでは」などと感じられて、

これからは岡山に帰るたびに1度、このような意識で、落ち着いて座り、美味しいものをつまみながら、本当にどうでもいい会話を楽しむ時間を取ろうと決めた。

これは私流の「親子のクオリティタイム」。アクティブリスニングではなくただの雑談だったが、その時間のクオリティはたしかに高かった。


✑裏note:60分|700文字
✑表note:68分|1200文字

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