求人の選び方・応募数は

こんにちは、toshと申します。

前回、前々回で「転職の目的の決め方」と「求人の情報取集方法」について説明しました。

【前々回】

【前回】

今回は、「求人の選び方」について説明していきます。※前回・前々回の内容が前提となっているため、良ければまず上記リンクからご覧ください。

1.「必ず達成したいことが叶う求人」をピックアップ

さて、まずは求人をピックアップしていきます。

前々回の内容で、転職の目的を「必ず達成したいこと」と「出来れば達成したいこと」に整理して優先度を付けていくことを説明しました。

情報取集した求人のなかで、「必ず達成したいこと」が叶う求人をピックアップしていきましょう。逆に「必ず達成したいこと」がひとつでも満たされない求人は検討から外していきましょう。

例えば、「必ず達成したいこと」は満たしていないけれど「給与の高そうな求人」への応募を迷うこともあるかと思います。しかし、必ず達成したいことを満たしていないのですから、転職の選択肢としては成立しません。

もし本当に迷うようであれば、「必ず達成したいこと」が本質的な内容となっておらず誤っていた可能性があります。「なぜ迷っているのか」に立ち返り、今一度方向性を定めましょう。

2.ピックアップした求人を整理して応募

①応募数と優先度

「必ず達成したいこと」が叶う求人をピックアップしたのであれば、応募を進めていきましょう。基本的に10件以内であれば全て応募していって良いかと思います。

「もし全て面接に進んで調整できなくなったらどうしよう…」と考えるでしょうが、面接段階で調整していけば良いのでこの時点で深く考える必要はありません。

10件以上の該当する求人があった場合や、複数の求人が面接に進んでしまい、面接調整の段階で優先度を付けていく必要があるのであれば、ここで「出来れば達成したいこと」が満たしているかどうかで優先度をつけていきましょう。

この時、必ずしも「出来れば達成したいこと」が多く満たされているかということだけではなく、自身のなかで優先度が高い事項を満たしているか、という点が大切です。

②情報収集の注意点

また、求人票のみでは基本的には情報不足です。

あまりにも検討できる情報が足らない場合にはエージェントへ問い合わせていきましょう。(この時にしっかりと動いてくれて充実した情報提供をしてくれるエージェントは信用できるかと思われます)

また、この時点では書類選考が通過するかどうかも分からない段階です。1社に対して細かく情報収集を行っていったとしてもムダに終わってしまう可能性もあります。応募段階で集める情報として絞るべきポイントは「必ず達成したいこと」が叶うかどうかです。

そして最も話が早いのは「面接で直接聞くこと」です。

面接は一方的に選考される場ではなく、自身で情報収集する重要な場です。自分の転職目標は本当に叶うかを自分の目と耳で確かめて見極めましょう。

求人票の内容やエージェントから聞いていた内容が誤っていた、企業から聞いていた情報が異なっていたことが入社後に発覚…、そして再び転職活動を再開するというケースは驚くほど起こっています。

※全国的にあまりにも入社前後での相違が多いため、2018年に内定時に必ず明示すべき条件について職安法が改正されています。

あくまで求人票に記載のある内容やエージェントから聞いている情報、企業から聞いているを参考に検討を進めていくことと思いますが、その情報が誤っていた場合に損をするのは自分自身です。

しっかりとその情報が正しいものか確かなものなのかを見極めていきましょう。


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