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「すべては顧客のために」 - 営業アドバイザー向井 俊介さん - 旬トレ事前ヒアリングにて

はじめまして。
Baseconnectという会社でマーケティングや戦略などを担当している岩村といいます。

私たちが提供しているサービスが営業・マーケティング従事者向けということもあり、先日営業アドバイザーの向井 俊介さんと初めてお話しました。

そこで、深いお話をされており、非常に学びの多い機会をいただいたので、今回そのことについてお伝えできればと思います。

それは、「すべては顧客のために」ということです。

営業の領域を超えた、働く人すべてに必要なマインドとして、結構重要なことだと感じてます。
宜しくお願いいたします。

向井さんの活動「旬トレ」

向井さんは米スタートアップ日本法人代表を経て現在は独立されており、営業支援系の会社を経営しながら、世の中を良くする活動を複数されています。そのひとつとして、「旬トレ」という主に営業マインドを養う・鍛えることを目的とした研修を無償で提供されています。
今回、僕が所属するBaseconnectで、この研修を実施いただくために、事前ヒアリングとして初めてお話させていただきました。

世の中に良い売り手を増やすことを目的とした「旬トレ」

※旬トレの内容は以下からご確認いただけます。

正直な感想として、営業コンサルティングの会社を経営されていながら、そのノウハウを企業に無償で提供しているだけでも素晴らしいことなのに、事前ヒアリングまでいただけるとは思ってもいませんでした。

この徹底さが、営業マインドして見習うべきポイントだと感じました。

すべては顧客のために

事前のヒアリングについてもBaseconnectの課題を理解いただくのが早く、かつ、そのアドバイスについても的確にお答えいただくことができました。

商談ではなく、共催セミナーやS1グランプリ関連などの雑談で
「この方にお願いすれば何かかわるかも」的な意識が生まれる方と何名かお会いしたことがありますが、向井さんも間違いなくその一人です。

そう感じたので、現在noteを書いているわけですが、
やはり向井さんの無償研修の目的として、自分の会社の営業的な狙いや
ブランディング的な狙いがあるのではと思ってこう聞いたわけです。

「向井さんの無償研修を行う本質的な目的は何ですか?」

そして、向井さんの答えはこうでした。

「すべて顧客のためです」

僕は、別の言葉に変えて営利的な目的ではないかと再度聞き返しましたが答えは同じでした。そして、声のトーンや表情からも偽りが見えませんでした。なので、僕はこの言葉を信じました。

すべての顧客が良い購買体験が行えるように、良い売り手を増やす

当たり前ですが、
売り手が正しい姿勢で商品を販促し、
買い手が正しい知見でその商品を判断できたならば、
世の中は良い方向に向かいます。

つまり、成約に至らなかった顧客に対しても、いつかは顧客の役に立つことができると信じて接することが大切になります。自社のサービスが成約しなくとも、営業パーソンとして、アドバイス出来ることは存在するハズなんです

このようなことを、向井さんは実践されていると感じました。

Baseconnectの商品を売りやすくするのではなく、
顧客の課題とBaseconnectのサービスをうまく繋げれる商域を見出し、
あくまで顧客を第一優先として捉えていました。

抽象度を持つということ

上記のことは本質的に考えると当たり前なのですが、多くの企業や個人はそのことが見えなくなる傾向にあります。

特に個人の場合、自分の給料は会社から与えられるという絶対条件から、顧客のためを思ってやりたいことがあっても、社内の政治的な理由などから、上司や仲間の意見を否定してしまうだとか、それやって売上何%上がるのかと問いただされたりとか、本質から遠ざかる理由で物事を判断してしまうことがあります。

しかしながら、世の中で活躍している人の多くは、会社のことよりも顧客のことを考えている人が多いです。
ゆえに、会社に利益をもたらす人になれるのです。

自分たちの顧客は、いずれ営業界の誰かの顧客になる。
誰かの顧客も、いずれは自分たちの顧客になる。
だから、良い売り手になれるように成長する。

そして、良い買い手になってもらえるようにできる限りアドバイスする。

向井さんだけでなく、過去に記事を書いたセレブリックスの今井さんや
ビジネス書籍をたくさん出されている横山先生もそうですが、本心としてこのようなことを実践されている方はたくさんいらっしゃいます。

このような世界観(抽象度)で仕事をすると、
おそらく何かが変わってきます。

自分のためにも、顧客のためにも、世の中(業界)のためにも。

向井さんは、自分はまだ微力ながらも、
そのような活動に関わっていきたいと思わせてくれる方でした。

研修いただいた後にまた書きます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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