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第56週:高知工専/空き家相談窓口/あだたん

2023年10月23日(月)

・経営塾のセッション2の日。前日までに「セッション2に進めるかどうかを占うための事前課題」を提出せねばならず、昨日の夜、簿記の本を読みながらどうにか課題をこなした。この日は貸借対照表と損益計算書というものを学んだ。事例をみながら、売上金や減価償却費などを仕訳していき、2つの表をつくっていく。借方(左)・貸方(右)、売上原価とその計算方法、、難しい。たぶん全然理解できていない。でも不思議と楽しい。いままで知らなかったお金の考え方を知った。しかし、次に進めるだろうか、、、(M)


2023年10月24日(火)

・活動の中でここ最近実施した取り組みについてレポートを書いてみる。KはGDMの#4、#5、M は先日のソフトバレーの練習について。文章に落とし込むことで、成果と課題を整理して共有することを目的にする。その流れで早くも、今年度の報告書の構成を考え出す。1年があっという間に過ぎていく。(K)


2023年10月25日(水)

・高知工業高等専門学校の生徒さんから「わくせいPROJECT」について取材を受ける。その生徒さんは、「技能実習生と地域住民との交流施設」というテーマで卒業設計に臨んでいるようで、そのリサーチの中で僕らを見つけてくれたようだ。

・話せば話すほど、「技能実習生と地域住民との交流施設」をつくるのは難しいな、と感じる。結局は「誰がどのようなモチベーションでそれを起こすか」が最初の問題で、それがまとまった後に「どのように他の機関と連携して運営を続けるか」を考えることになる。僕らはそのひとつのモデルケースをつくろうとしているけど、それが他の地域でそのまま展開できるわけでもない。でもヒントにはなるかもしれない。(K)


2023年10月26日(木)

・今年度から土佐市観光協会に設置された「空き家相談窓口」担当の田鍋さんのもとへ、拠点と自宅について相談しに行く。話を聞くと、市内の各地域を歩き、自治会とつながり、ネットワークをつくって空き家掘り起こしを進めている、という。地道な方法だけど、一番効果的なんだろうと想像した。いくつか希望の条件を伝えて、なにかあったら連絡をもらえるようお願いした。

・須崎のまちかどギャラリーで開催している「あだたん映画祭」 へ。「あだたん」とは「器に収まりきらない」ことを意味する土佐弁。昨年からはじまったこの映画祭では、そういった商業映画の世界では見れないような少し(とても)変わった映像作品を高知の各地で上映している。久しぶりに映像でしかなし得ないだろう表現を観ることができて面白かった。高知の、それも地方で、東京でも簡単には観れない作品が観れるのは面白い。そして、今回もギャラリー館長の川鍋さんがつくる展示空間の精度は圧巻。(K)

・土佐市のユリ農家で働く技能実習生から、日本語能力試験を受けたいので日本語を教えてもらえませんかと連絡がきた。日本語サロンでも勉強できるよと伝えるも、仕事などがあり時間が合わないため参加できないという。私も教えることはできるけど、言語を教えるのは想像以上に難しい。とはいえ、日本語サロンに参加できない(時間が合わない、地理的に難しいなど)人にどのように対応していくかということはずっと抱えている課題でもある。希望者全てに個人的に対応することはできないけれど、声をかけてくれたこともあり、実験的に一緒に勉強をしてみることにした。12月の試験に向けて、週一回くらいで勉強することになった。(M)


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