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丹野 徹
2019年6月22日 04:11
†deer, 201930× 50 cm / 11.8 × 19.7 inArchival Giclee Printこの覚満淵の風景を見たときにふと思い立って鹿をあしらってみた。吹雪いた湿地帯の墨絵のような光景、不鮮明な視界はおおいに思索の助けとなった。それは大抵の場合、人間の視覚よりも多くのディテールが写っているという現代の撮影機材の秀逸さに引きずられるようになった解像力による“驚異の
2019年6月22日 04:39
†carp, 201972.8×106 cm / 28.6×41.7 inArchival Giclee Print撮影から完成まで9日間、僕の制作では最も短期間で完成した写真。 そんな短期間で仕上がったはもう長いこと主題として考えていた“デカダンス”の光景であったからである。ここでいう“デカダンス”とはユイスマンスやアルトーの描いたそれであることは明記しておきたい。日本の文化、風土におけ