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【職場の人間関係】気分屋な人と関わるときに注意するべき事とは?

今回は職場の人間関係の悩みについて
こんなご相談を頂きました。

「私の会社の上司が気分屋というか
不機嫌になるとあからさまに
態度が変わったり
物凄くストレスになります。
こういう人とうまく付き合っていく
コツはあったりしますか?」

気分屋とか感情の起伏が激しい人と
仕事をするのは本当に苦労しますよね。

自分の仕事だけでなく
上司の機嫌を伺うような仕事になってしまい
本来の業務以外のところで
エネルギーを使ってしまう感じがしますよね。

特に真面目で良い人ほど、
上司に強く当たられても
「自分が仕事ができないからだ」
「自分が仕事に向いていないからだ」
と苦しんでしまうことが多いです。

ですが、覚えておいてほしいことがあります。
たとえ仕事ができなかったとしても
「なんでこんなこともできないんだよ!」
「そんなことくらい自分でやってよ!」
と怒られても出来るようにはならないんです。

むしろ、怒られる恐怖で萎縮してしまい
出来ていたことも出来なくなってしまう
ことがよくあります。

そうではなく
「これはこういうふうにやるとできるよ」
「これを参考にやってみて」
と感情をぶつけずに解決策を示した方が
うまくいく気がしますよね。

しかし、上司が感情をぶつけてくるのは
心に余裕がなく、ストレスをこちらに
発散しているからということが多いです。

上司がどの手段を取るかを選べるのに
自分のストレスを部下にぶつける
という手段を取っているという事なんです。

なぜ、不機嫌だったり
気分屋の人といると疲れるかというと

「自分が悪いのかな…」と自分を責めたり
「どう立ち回れば機嫌を悪くしないかな…」
と自分の行動が制限されるからなんですね。

ですので、そういった方と関わるコツとしては
自分だけを責めることをやめて
「課題の分離を意識する」事です。

実は、上司の機嫌は上司の課題なんです。
どんなにこちらが頑張っても
上司の機嫌が悪い時は悪いし
逆に特別ボーナスが出れば機嫌が良くなって
いつもよりミスにも寛大になったりするでしょう。

私たちは幼少期に親の表情を見て
物事の良し悪しを判断していた過去があって
何もできない自分に対して
なんでもできる親がいて

親が不機嫌になるのは
自分がいけないことをしたからだ
という思考の癖が
無意識に上司に対しても働いてしまっています。

しかし、実はそうではなく、
親には親の課題があって
上司には上司の課題があるんです。

機嫌が悪いのは自分のせいじゃないんだよ
ということをしっかり認識してほしいです。

上司が不機嫌な時は
「私が原因ではない」
「また奥さんと喧嘩しちゃったのかな」
「会議で怒られちゃったのかな」
「なんか心の余裕がなくてかわいそうだな」
「そんなに不機嫌で疲れないのかな」

と他人事のように心理的に距離を置いて
観察することをお勧めします。

自分の仕事や自分の心のコントロール以外に、
絶対にコントロールできない上司の心の機嫌を
伺っていると疲弊してしまうだけなので
「怒りや不機嫌の源は自分じゃないんだよ」
ということを意識していただければと思います。

・最後に

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