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福祉用具専門相談員としてあなたは日々成長していますか?

成長とは、「内容が成熟していくこと」ですね。

では、福祉用具専門相談員としての「成長」とはなんでしょうか?

  1. 商品の種類を沢山覚える

  2. 制度に詳しくなる

  3. ケアマネジャーからの依頼が増える

うんうん。

全て「成長」したから得られるモノかも知れませんね。

①については、長年業務をしていれば少しずつ商品の種類を覚えてきたり、その商品に詳しくなったりするでしょう。

②これも、長年していると福祉用具や住宅改修、日常生活用具や補装具などの制度も確かに段々と詳しくなってきますよね。

③これも、長年仕事をしていると、一人また一人と“仲が良い”ケアマネジャーが出来てくるので、徐々に仕事依頼が増えてきますよね。

さて、今回例に挙げたこの三点について、これが出来れば成長と言えるのでしょうか?

「成長した」したと言われれば確かにそうですが、

①商品の知識や種類を覚えてきても、結局は、その一つ一つの福祉用具についてのメリット・デメリットをきちんと伝えられ、そして、当然その利用者や家族の置かれた環境を勘案して説明が出来ていないと、沢山知識や種類を知っていても何の意味も持ちません。

②例えば、皆さんの地域には、そこの自治体独自の制度はありますか?介護業界では、「横出しサービス」と言いますね。
貸与や、購入などは国で定められているので、基本的には全国共通ですが、この横出しサービスに関しては、そこの自治体のみなので、他地域の福祉用具専門相談員は知らないですよね。
こういったサービスは、どちらかと言えば、住宅改修に対して補助金を出すケースが多いですが、その制度を「知っていても伝えない」「面倒だし」「時間がかかるし」などの理由で、伝えていないならば、情報を手にすることのない立場に利用者を立たせてしまいますよね。

③ケアマネジャーからの依頼に関しては、この動きを当然会社からは求められるので、否が応でもこの暑い中でも営業に行き、仕事をもらうために頑張らないといけませんよね。

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では、ここからが本題ですが、福祉用具専門相談員の「成長」というのは、「利用者や家族」に選択肢を示すことが、成長です。

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