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#93/アドリブの練習をするなら原曲もしっかり聴いておくことが大事!な3つの理由

こんにちは。

ベース講師の星野徹です。

今日は、

アドリブの練習をするなら原曲も
しっかり聴いておくことが大事な3つの理由


ということでちょっと長いタイトルですが
先日のレッスンで生徒さんに説明した内容を
お伝えします。

ジャズのある曲のアドリブの
練習をされていた生徒さんで、
一生懸命コードを追われていたのですが、

「そういえば、原曲聴いてますか?」

と言ったら、

「聴いていないです…」

とのこと。

「聴いたほうがいいですね」

と僕は言い、その理由を
3つお伝えしました。

この内容をシェアしていきたいと思います。



アドリブの練習をするなら原曲も
しっかり聴いておくことが大事!な3つの理由


1.曲の雰囲気がわかる



速い曲、遅い曲、やさしそうな曲、
マニアックそうな曲…など、

ジャズに限らず、どんな曲でも”雰囲気”
というものがあります。

雰囲気によって、使える音だったり、
音の数が変わってくることもあります。

たとえば、波の音が聞こえてきそうな
やさしいボサ・ノヴァ調の曲で、

音を敷き詰めすぎた速弾きアプローチなんかを、
曲の序盤からかましても、曲調にそこまで合わない
っていうケースもあります。
(ここは奏者の力量によりますが)

こんなふうに、主観でいいので、
「この曲は、こういう雰囲気だから」
とイメージを持っておくことはとても大切です。



2.”ぽさ”がわかる



ここでハンマリングを入れるといいよ!
ここをちょっとタメるように弾くと
”ジャズっぽくなる”よ。

など、”ぽさ”がわかります。

逆に、全く聴いてないと、
「こうするとそれっぽくなるよ」
と言われても、よくわからない
と思うんです。

「演歌はコブシが大事だよ」って言われても、
演歌を聴いたことがなかったら
コブシってわかんないと思いますし、

そうした”ぽさ”も色々聴き込むこと
でなんとなくわかるようになってきます。



3.「ロスト」しにくくなる



曲を弾いているときに、
自分がどこを弾いているのかわからなく
なってしまうのが「ロスト」です。

アドリブをやっていると必ず起きる現象で、
僕も幾度となく経験しています。

ただ、たくさん原曲を聴いてメロディを
身体に染み込ませておくだけで、
ロストする可能性を減らすことができます。



曲をいっぱい聴きなさい!っていう
先輩もいると思いますが、こうした理由までは
説明してくれないと思いますので、
代わりに説明させていただきました。笑

僕も知らない録音がまだまだいっぱい
ありますが、もっともっと色々聴いて
今後もかっこいい音楽を皆さんにシェア
していければと思ってます!



本日も最後まで
お読みいただきありがとうございました。

日々の皆さんの練習の
ヒントになれば幸いです。


最後に1つお知らせをさせてください。


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本日も最後まで
お読みいただきありがとうございます。

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