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二度寝を二度かまして、ようやく書けそう。カタールワールドカップ2022で見えたもの。
しかし、あの熱に当てられたような本田圭佑解説はところどころ
病みますな。流石に支離滅裂の中の可能性で常に「2−0がいつ
2−2になってもおかしくない」を提示していて、またその通りに
なってしまうあたりもクセにはなるわけですが。
(今回の大会の特徴の一つ、ですね。実質5−6人(決勝トーナ
メントの延長戦のみ6人目の交代が認められる)交代制になって
初めてのワールドカップで、選手の入れ替えと可能性が広がる
分、短時間で逆転ないしは同点まで持っていける可能性を広げて
いたのもまた今回の大会の特徴の一つ)
そんなわけで総括とまでは行かないですけど結局この2日で
二度寝を2回かました私がカタールワールドカップ2022で見えた
ものについてつらつらと語ります。
まずは切り出したSCRAPから2つほど。
セネガルのCBクリバリー主将が腕章に「19」をつけて
エクアドル戦に勝利し、先達に捧ぐ勝利としてコメントされた
のがこれ。
「今日の勝利はパパ・ブパ・ディオプにささげる」と静かに
話した。
セネガルがW杯に出場した2002年の開幕戦でディオプが
得点し、連覇を狙うフランス(1998年のフランス大会では地元
フランスがジダン軍曹(あのユーモアの策士はややこと早野宏史
がジダンが地団駄言うたあのジネジーヌ・ジダン)を擁して優勝、
でその前段で岡田ジャスティス正義がジダンにやらかしている
黒歴史もあるのですが)を破ったのは(クリバリーが)10歳の時。
その姿は鮮明に覚えているという。ディオプは難病を患い、2年
前の11月29日に死去。偉大な先達への想いを胸に「夢だった」
というW杯でのゴールを決めた。
2022年12月1日(Do.木)北海道新聞
件のクリバリー主将が腕章に「19」をつけてゴールを決めた
シーンも含まれているのはこの記事ですが。
写真的にはこれがその証文、というあたりですが、問題が
あるなら消します(でもジェフっぽいけどジェフでは出せない
ユニフォームのカッコよさだな、と)。
![](https://assets.st-note.com/img/1671489219203-XpuAAXSmr3.jpg?width=800)
パパ・ブパ・ディオプは昔からよくやってたサカつくEU
でも早めに取れる選手だったのでよく(アフリカ選手シバリ
しなければ)使ってたな、と。
そうした積み重ねがそれぞれありうるのもまたワールド
カップが積み重ねて来た重みであり、歴史だなと。
もう一つは新聞記事になるまで該当の写真を観られて
いなかった一件。佐久間宣行のANN0から入ってくる方が
早くて、ってのはいかがなものか、でもあるんだけどさ。
現地観戦してたのは28歳の坂本一平さんで、休暇をくれた
勤め先で何より広報になると容認したのはNTT東日本だった、
が読めていれば情報としては問題ないあたりか。
ってことでひとまずは決勝戦の随所ポイント。まあ根本的
にはメッシ2ゴール、エムバベ(ムバッペよりはこっちの方が
呼び名的にしっくり来る)ハットトリックを騒がれますけど、
この試合のベストゴールは見事な崩しのアルゼンチン二点目
ディ・マリアのゴール。
https://m.youtube.com/watch?v=P62z1C-w_AQ
スルーパスをバッチリ決め込んだスムースに流れる形の
パス回しで最後はディ・マリアに流し込んで決めてくれの形。
ふつくしい。
あとは前半7分、後半八分とこの試合も長かったロスタイム
と、その度に叫ぶ本田圭佑ではありましたが、それはかつて
このCMにも出演してた有名な審判が今大会の審判委員長に
なったから。
今回ワールドカップ出場を2大会連続で逃したイタリアから
ピエロルイジ・コッリーナさんが審判委員長になり、なるべく
アクチュアリータイム(実働で選手が動いてゲームに参加
できている時間)を厳密に計測して、そうでなかった時間を
AT(ロスタイムではなく。加算時間)として計上しよう、
の方針があったからで、これからもこの趨勢は強くなるでしょう、
と言われていると(だから多目的テレビのていでプログラム
コンテンツと分けられていない編成を配慮なしに組む脳の
ないテレビ局が信用を喪うことは決定的で、そのフォロー
が出来ない無神経なテレビ局がこれから淘汰される対象に
なるのでしょう)。
まあパパ・ブパ・ディオプに続き、アルゼンチン優勝の
際にはアイマールコーチの話があったことといい(因みに
サカつくEUだとアイマールは冷遇され過ぎてて、一年目の
最初のターンで自由契約にされているケースが多くなかなか
転生して来ないレアキャラだったんですが)、オランダの監督
(ファン・ハール)の側でドレッドにサングラスの男(つまりは
ダービッツ)がいた事といい、そういう時代の変遷が顕著に
見えたワールドカップでもあったなと。
ようやく書けそう。カタールワールドカップ2022で見えたもの、
でした。