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「マイナス一億点」とか「オールカット」とか「およびではない」とかと、ニンチド調査ショーの「認知症度数」を今日も今日とて計ってみるその2。〜ザワ金一茂うざい分行動パターンを読み切ったティモンディ前田に金二封の巻。

ってわけでいろいろ込み入りやすいから二つに分けて
しまいましたが、前半戦はこちら。

ニンチド調査ショーの「認知症度数」を今日も今日とて
計ってみるその1。〜ザワ金一茂うざい分ホラン千秋が
程よく吼えて、の巻。|torov|note

日を置くか跨がせて間に別の一本を書くか悩みましたが、
連続でスキも稼げている感じなので、ならばとこのタイ
ミングで投下してしまいます。

森口博子のバラドルリンクで(確かにバラドル扱い
だと井森美幸と山瀬まみで、だけど若干松本明子は
横切るよな)「パオパオチャンネル」の映像が出てくる
のはテレ朝らしいわな。

 この当時(1987年)のテレビ番組表が出てきたのが
今回のミソではある。

ま、ネットだとこのあたりが援用出来そうだが。

テレ東以外が横並びでニュース番組やってたんで、
1987年だとこの時間のトップが平気で20%を越えていた
『元祖天才バカボン』の再放送だった時代背景がまず
あると。

 それに対してテレ朝は1920-2000帯にニュースシャトル
を置いてその前の時間帯に「パオパオチャンネル」と
藤子アニメをやってた(この金曜は当然ドラだけど、
月曜なら『ウルトラB』とか『プロゴルファー猿』とか
やってた)。

森口博子は大竹まことが司会してた木曜レギュラー。
金曜がウンナンだけど、崖っぷちアイドルしてたのが
Babeでもうこのあたりからナンシー関はチェックして
たんだろうなと。
(Babe降板後に出川哲朗とかも出てるわけか)
 内包していた「ピッカピカ音楽館」は小学館スポンサー
だったんで小学一年生がスポンサードだったから、なのか。


リンスインシャンプーのシークエンスで昭和世代だから
従来の回答席に座っていた森口博子のCMは出てきて
ましたが(それ以前のシャンプー・リンス史は
「およびではない」ので全カット)。

森口博子 花王 シフォネ 指パッチン

こっちのバージョンもあったのか。
本編で流れて「この指パッチンはアドリブ、ノリで
やったら採用されてしまった」と語られていたのは
ニコにありますな。

ま、冒頭のアジャパー談義もアレですが、そろそろ
亡くなって久しいので、指パッチンといえばポール牧、
と語り継ぐ必要性も出て来たのかと。

https://www.narinari.com/smart/news/2005/04/4341/


ハイドモザイクの根本的な問題(とみに認知症レベルに
関して)は悪戯に映像制限をかけすぎた挙げ句、
根本からそれらのことを記憶の底から忘れられる、
って自然現象に気付かないまま余程の嘘松でもされない
限り「カウンターパンチで殴られない」ことに起因する
ごくごく自然な認知症で、もう一つ厄介な紛れ文句は
間違いなく「起源を知らずにパクリ呼ばわり」すること
なんですけどね。


アジャパー談義はちゃんと受けができることで朝番組でも
(火曜THE TIME,)ちゃんとしてる松田好花がいたから
円く治められたけど(あとはしっかり接待あゆあゆに持って
行った富田鈴花のナイスアシストも光る)、まあ後年の
ギャグとしての使われ方は狂気そのものだから、突っ走る
だけの一茂そのものであり、使い勝手も当人はよろしいん
でしょうが。

 後年において伴淳の評価はおそらく渥美清の評価が一番
的確だろうから、ここは引用するに相応しいこちらを。

渥美清の鋭い役者評は実に興味深い。

もっとも印象深いのは、伴淳三郎に対する憎悪ともいうべき
渥美清の評価です。

「突然、土蔵から鉄砲を持って出てきて撃ちまくるような
親父がいるじゃない? あれだよ」
「夜中に、隣との境界線の石を五センチぐらいずつ
ずらして、自分の土地をひろげようとする親父がいる
だろう。そういうセコい真似をしておきながら、政治を
やるんだ」

自分が役者として時代錯誤の存在であることを自覚していた
伴淳三郎は、自分がいつ消えるかコンプレックスを感じて
いたため、企画やマネージメントなどで自分の存在価値を
示そうとしていたというのです。

『おかしな男渥美清』同年代に生きた喜劇人を渥美清はどう見たか

 クイズ最終問題は長嶋一茂が引退直後にレギュラー
入りして「一茂ごときがニュースに携わること自体が問題」
とも言われていた「スーパーJチャンネル」からの問題。

石田純一が出てたのは初めの一年で、小宮悦子が引き継いで
渡辺宜嗣に継承するまで長く(13年くらい?)夕方の
ニュース番組を担当するわけか。
 関東では途切れてた『ヤン坊マー坊天気予報』を
2000年9月29日まで17時台の天気コーナーとして放送してたと。

 で一茂チャンネルは長嶋一茂の担当でスケートの岡崎朋美
のトレーニングとインタビューで起こしたいつも通りの
ハプニングとは?って問題(まあ岡崎朋美は富士急スケート
部だったから関東からでも行けるので一茂投入だったの
でしょうけど)。

ティモンディと日向坂は結局雛壇でクイズに答えるには
フット後藤の持つメガホンに答えて金一封を貰う形。
 この点では洞察力を発揮したティモンディの前田
(オレンジの「やればできる」じゃない方でメインカラーは青)
と松田この、こと松田好花が金一封貰ってた最終問題は秀逸。
 ティモンディの前田裕太はこれで金二封貰っていた
ところもなかなかの爪痕残し。

 後半総括としてはダンスと音楽シークエンスを
「オールカット」。あんな「マイナス一億点」の
アジテートに与するわけにはいかないわ。
「パオパオチャンネル」はそこそこ長めで、確かに
掘り出し甲斐はあるなあと。
 シャンプー・リンスの歴史は森口博子のCMから
だけ残してあとはいらない。
 浅野ゆう子アイドル時代はそのまま残しても害悪は
なさそうなのでその前のトレンディ要素裁ち切って
残し。象印スポンサーのものまね大会なんて映像が
出てきたのは珍しかったけど。
(ここでのナレーションでのフォロー(物真似、
結構似ています)含めて湯浅真由美のナレー
ションは後半の要所を締めていた)

 あとはティモンディの前田裕太が金二封で締め。
要介護者が疲れた言っておしまい、って按配。


「マイナス一億点」は二回(当初はだけど最低限で
リカバリーはしたが60代以上の老害軍国主義的
音楽の強要はとても頂けたものではない)あった
けど持ち味の毒舌感が薄れていたホラン千秋が
一茂という「要介護者」がいたことで端的に
斬り伏せることは出来たんで活かせる感じに
なっていたのはやはりクイズハンター並みに
100万点くらいの価値はあったかな。
 「認知症度数」としてはレッドゾーンに
変わりなし。特に音楽・ダンス面は「次郎長
三国志」並みにくたばって消滅しろの類かと。
記録動画、としては幾つか収穫もあった、ですかね。

 切り刻んでHDDに残した正味はチャプター30
近くで23分くらいでした。

ニンチド調査ショーの「認知症度数」を今日も
今日とて計ってみるその2、はここまで。