しかし、二期はそこそこ余裕もあって見せるべきところを弁えていたようなシリーズ構成だった。
(逆にあの一期のジャミングをよくぞ耐えたな、とも言う)
なのでとみに最終話も通常OP、そしてEDにようやっと
真打登場で一期OPが流れる構成が素晴らしかった。
フルで聴くとそれはそれで歌詞も深い。
でもルーティ主眼の「routine life」よりも一期の神OP
はここぞのときに効く。
ゆいにしおで「息を吸う ここて吸う 生きてく」。
『真の仲間二期』の感想は大体三回に分けて書いていたけど、
この記事が起承転結の結の部分にあたるかと。
過去三回は以下の通り纏まってるかな。
勇者の加護は社畜の過誤に似たり似たり。人間性を喪わせることに何ら差異はない。の一方でやんややんやの珍道中はかまびすしく。『真の仲間二期』第二話「宝石の獣」感想。|torov
スカッとするグーパン一発と、「何度でも」繰り返して砕氷していく
ラミングと。『よりもい』も振り返りつつメインとしては
『真の仲間二期』八話感想。|torov
といふことで材料は揃ってきたから、最終話までの感想をファイナルカットとして書こうかと。
(で、ラスト四話分なので感想としては長いです)
九話のコンテは『ガッシュベル』監督だった中村哲治コンテ
でしたっけ。
【真の仲間 2期】第9話 感想 恋の話は世界を救う?【真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd】
了見が狭い勇者が相手するには余りに分が悪い。何よりも
格が違うのにそのサイコパスでは生きるのに値しない。
竹輪&からし至上主義には1ミリも同意できる点がないけど
こーゆうところはいかにもらしくて二期シリーズが形成出来ていることの
余裕でもあるなと。
【真の仲間 2期】第10話 感想 恋のパワーがあれば何とかなる【真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd】
ホントに特殊能力持ちの「ニュータイプ」が多い世界で。
キラキラオーラ出てるし、しっかり妹背四方山話してる兄妹
はいるし。
まあでもここの話の主役はやはり「ごちそうさま」な
ヒロインエスタなんですけどね。
で、十一話が総監督星野真の演出、絵コンテ回か。
ちゃんとタイトル回収をキメて来るところが素晴らしい。
【真の仲間 2期】第11話 感想 勇者にだって弱点はある【真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd】
このいかにもな雨宮アクア天のエルフがいる対照性にも
惹かれるバランス感覚が、やっぱり『真の仲間』の魅力。
で、雌の顔になったが故にエスタさんが容赦なく。
そしてかくまし妖精の正体も大体明かされると。
そんな感じで万端調って最終12話へ。
ここは流石に二期監督の高藤聡演出。
【真の仲間 2期最終回】第12話 感想 自分の心に素直でいい【真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd】
で、ちゃんと「ブルーサファイア」問題が解決して、
大胆な告白で〆られる結婚指輪物語に帰趨するところが
いい演出と伏線回収だったなと。
アニメとしてはこれでホントに綺麗に纏まっているけど、
ちゃんと不穏なちゅどーんを残しているのも隠し味。
といふことでようやくまあ「まとまてるよ」には達したかな。そして指環を。話を聴く耳がないバーサーカーを導いたが末に。『真の仲間二期』ラストまでの感想、でした。
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